非日記
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外は大雨だ。ン年前の大雨を思い出す。 雷がどこぞへドーンと落ちるたびに、家がビリビリ震えるのはなんとかならないものか。何も無くてもミシミシ鳴って怖いってのに。なにしろ数ヶ月前には柱に縦にヒビが入って、微妙にズレているのに気づいたのだ。こりゃあギシギシバキバキ鳴るはずだよ。撫でてはみたけれど、生きてないのでそれで治るわけがない。 痛い時に痛い個所を手で触ったり押さえるのは何故だろうな。
私は雨が好きだけど。傘をさしていて、そこに滝のように雨が降っていると、シェルターの中に入ってるような気になる。世界から隔離されているような気になる。
雨の日に出掛けるのも実は好き、かもしれない。濡れるのが好きってわけじゃないが、たぶん、キライって程でもないんだろう。 確かに半ずぶ濡れになりながら職場に辿り着き、半濡れのまま動き回るのは面白くはないけれど(昨年それで風邪をひいたしな)濡れたら面倒な時に、濡れるのが嫌なだけだ。「ああ、こんなに濡れたら」と先の事を心配して濡れてるはしから嫌になるんだ。
けれど本当は濡れるのは嫌じゃない。 高校の時とか、暑い盛夏に学校から家に帰ったら、そのまま風呂場に直行して着衣のまま頭からホースで水をかぶるのが日課になっていたぐらいだ。ママンにはキ○ガイみたいな真似はやめなさいと言われたが。大学の時にそれをやっていたら目撃者に何ごとかを思われたきがする。 だけど気持ちいいんだよ。 濡れても構わない気持ちで濡れたら案外サッパリするのよ。 汗で服がベトベトして気持ち悪いとおもったら、服を着たまま水をかぶって濡れてみたら良い。服はベッタリ、スウェットスーツより肌に密着して、汗で張りついたのどうのってどころじゃないが、それ自体は別に思ったほど不快じゃない事がわかるんだ。
てゆうか、今ドドーン!と雷が落ちた衝撃でカレンダーが壁から落ちたよ! こんな日記なんか書いてる場合じゃない。よいよい御高齢のパソ子が傷む。 雷は電気なので、電線で繋がってるものは、皆尽く大なり小なり影響されるのだ。 枕元の電灯なんか点いたり消えたりするので、以前大雨の日にはコンセント抜いたぐらいだ。
ハリポは少しずつ進んでる。これから四巻。 楽しいなあ! すぐ気が散るので、まとめてじっくり読めないのがなんだが。職場でよく注意されて、延々心構えて訓練してる弊害もありだ。「集中するな」とな。 「集中せよ」なら楽なのに、集中してはならんとは、これは私には生まれて初めての試みだ。いや、今迄にも何度も言われて来てるのだが、腰を据えて本格的に試みた事が殆ど無いんだ。 だってムツカシイんだよ。集中しないようにと神経を集中し続けるのは。自棄に疲弊するんだよ。だいたい、ちょっと考えればわかるだろうが。言葉からして矛盾してる事が。 不可能への挑戦!燃えるねえ!(自棄)
だが人は平気でこれをやるのだ。 某嬢など、電話しながらテレビ見て、しかも「ちょっと待って」と中断して家人の問い掛けに返事をするって具合で、しかも電話の途中で居眠りまでできるのだ。ゲームをしながらコントローラー握ったまま寝こけたり、「よくする」らしいのよ。オソルベシ。 「流石だ姐さん、凄いよ姐さん」と真面目に感心するが、「私、負けている!」って感じがして面白くない事も確かね。
調べ物のついでに、ヤフで試しに「ハリーポッター」と打ち込んで検索してみる。 色々サイトがあって、楽しそうだった。語源とか。そういうの面白がる方だ。 で。 占いがあったので、やってみる(懲りてない) まだ全然知らん人になったらどうしよう?と思ったが、その時はその時だ。ボガートとか人間じゃ無いワケワカランのが良いなとは思ったが、儚い望みだったようだ。 誰になったでしょう?
ネビル・ロングボトムだって(笑) メソメソしてビクビクしてる赤裸々な臆病者っぷりで、学校の成績が芳しくないうえに、性格も明るく楽しく利発等とはとうてい言い難く、取り得らしいところが考えてみても見当たらないなんてところは、チョット似てるかもしれないが、占いで「チョット似てる」ところを探すのは苦労しないもんだ。 目を皿のようにして考えれば、どこかしらそういうところはあるもんだからな。
けれど、ちょっと嬉しいかも知れん。普通っぽいところ!
と思ったら、しかし解説は「悪趣味」? ちょっと!異議あり!(挙手) 先生、ネビルのどこが悪趣味なんですか? 「ひょっとして、ネビルが悪趣味だとサッパリわからんところが悪趣味の証明なのか?」と、やおらうろたえる。 ……考えてみたんだが、カエルがペットのところ?そりゃ個人の趣味だろう。 私だってハリーのペットが白梟で、「白梟なんてちょっと素敵ネ☆カッコイイわ。まるでヒーローみたいだ。さすが主人公だな」と思ったわよ!
それともあれか?
私「私が今楽しく注目してるのはね、○○と××!いがみ合ってるのよ!(喜色)」 某「お姉さん、ホントに好きよねー(呆)一見、いがみ合ってる二人」 私「あら、一見じゃなくて、真にいがみ合ってても良くってよ?ノー・プロブレムよ!いっそそれでいこう!(ウキウキ)」
ってところがか? (そんなチョッピリ嬉しかったからって、一生懸命占いの結果に自分を照らし合わせなくても…と自分でも思う。しかし、不満な時にも一生懸命自分を投影してバンバン嬉々として文句言ってるので。こういう事は平等にしないと、バランスが悪いだろう) 違うわ。私は素直よ。そんな常識という色のついた目で人間関係を見ては駄目!!濁りを浄化しなければ!(「お姉さん頑張ってね。私はせんちゃよか」って言われそうだな)驚きのパワーで真っ白に漂泊した眼差しで見ると、二人は熱烈にラブラブなのよ!まいったか!?(意味不明)
試しに、出身地を先祖の地に変えてみたら、「普通のマグル」になった。 それはそれで嬉しいが(なにしろ「普通って何よ?」と疑問を呈されるほど、「普通」「フツー」「ふつう」「不通」と連呼する私だ)、イマイチ面白味に欠けるのも確かだな。 占いで、努力もせずに希望に促した結果を示されると、もどかしい不満…というかモヤモヤが残るのは確かなところだって事が今回わかった。
それに、「何か得意なものをつくるように」だったか、それって何事?「普通のマグル」には得意なことがないかのようだ。ハリポタを読んでるのは全員「普通のマグル」ではないんか?それとも皆、魔法使いだったのか? そりゃ私には胸張れる特技等ないが、「普通のマグル=特技が無い」とは失敬だな! ぷりぷり(憤) (↑調子が出てきたらしい)
ところで、スタンドアローン攻殻機動隊の♪beauty within us♪という曲が、私のハリポタ原作イメージだ。歌詞の内容は置いといて、曲調と雰囲気が。 なんで暗いんだろう?(笑) やっぱ嗜好として、先生達に心が密着してるからか?それに、私の子供達の注目株はドラコの動向だからな。 「輝ける子」だか言う本を読んでたら(何故そんなに教育書が好きなのか?自分に呆れる。読みやすいんだよ。一冊、一時間ぐらいで読めるの)、「この子なりにこうならざるを得ない生きざまが絶対にあったのだと、考えてみましょう」とあって、 「ふむふむ。そうか、ドラコ!今捏造してやるぞ!どうしてくれようか」 等と遊んでる場合じゃありません(転) (どっちも)普通に読みましょう。
スタンドアローンコンプレックス攻殻機動隊のサントラは、♪inner universe♪が欲しくて、それだけを求めて買ったんだが。♪beauty within us♪他もちょっと色々好きかも。 ♪beauty within us♪
金子みすずの詩集を少しだけ読む。 図書館で立ち読んだら「つゆ」という詩に心引かれてしまい。 本来はもっとガチガチに硬い方が好きで(内容でなくて言葉遣いが。漢詩が好きなぐらいだ。韻を踏むのも攻撃的なぐらいが好きなんだ)、こうゆう柔らかいのは背筋がふにゃふにゃしてむず痒くて「ああん!ハッキリしてよ!」と苦手なんだが。偶には良いだろう。 これでもっと感性がまろやかに豊かになってくれれば良いんだが、そう簡単には問屋はおろさないだろうな。私は最近、問屋との交渉の難しさを身近に、「そうは問屋がおろさない」という言葉の意味を現実的にリアリティをもって感じているのだ。自動的に背後を慮って、「そうか…。問屋がおろさないか…」とシミジミ思うようになったのだ。
私、絶対にボケるよ。「感受性使ってねえ!」って感じがするものよ。 誰だか女流詩人も「自分の感受性ぐらい自分で守れ、馬鹿者」と詩っていた。あれを読むとゴッツ叱られてる気になるのだ。偶には感動に打ち震えないと!と、無茶で無謀な気にもなるよ(苦笑)別にそれだからって、金子みすずを借りてきたわけじゃないが。 けれど、としを経るほどに、映画を見たり本など読んでオイオイ号泣するなんてことは、いっそう少なくなったきがする。それより、悲喜こもごもに胸にわだかまる感じで、ジワジワする。これは感動してるのだろうか。よくわからない。 喜ばしく感動すると、偶には♪愛燦燦♪調だ。
こうしてるうちに、雨がやんでいた。
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