非日記
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ロドリーゴのアランフェス協奏曲を借りてきて、ちんまり色塗りしながら聞く。 ビクターの、演奏者は村治香織。
良い感じかも。前に借りて聞いたのは、私的にイマイチだった。 誰のを購入して手元に置こうか、ずっと迷ってる。
アランフェス協奏曲を最初に「好きだ」と思い、「このCD欲しい」と思ったのは映画「ブラス!」で聞いた時だ。その、「この曲、好きだ」感覚を求めて、幾つか借りて聞いてたのだが、同じ感覚になれなくてまだ買ってないのだ。 同じ曲で演奏者によって得る感覚が違う違和感に気づいたのは、この曲が初めてだったかもしれない。気づかなければ拘らずにすんだものを。音痴のくせにー。 そういう事ってままあるよな。 何が違うのかわからないが、「何かが違う」事だけわかるってのが。何が違うんだ?と問われても、私は先祖伝来の音痴だし、わからないよ。歌など聞いてても、「(音が)今ハズれた…きがした?」ってぐらいの感じだが。 でもしかし、好きな曲には耳敏いのだ。なにぶんにも音痴なので、ちゃんと聴いててなのかはアヤシイが、ちょっと聴いてると脳裡に閃くように、瞬間的に「違う!」と来る。「これじゃない。私にはわかるんだ!」と教祖のように思う(笑) 「これにしよう!」と思うのを待ってるんだ。 「これにしよう!」と決めても良いんだが、それだと、「好き」が無くなるだろう。せっかく好きなのに、それはあまりに勿体無い。
先日、「シッピングニュース」を見てて、「どっかで見た人がいる。どっかで見た人が。誰だこれ?どこで見た?」と思っていたら、「ブラス!」で見た人だった。ブラスバンド命で指揮者をやってたパパだ!…と思う。 途中で思い出してスッキリした。 御名前は不明。なんだか妙に気になる顔だ。
それで「ブラス!」を思い出し、アランフェス協奏曲が聞きたくなったわけだ。
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