あおい世界
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恩田陸さんの 『珈琲怪談』。 主人公である音楽プロデューサーの多聞は、 ミュージシャンの尾上と、外科医の水島、 検事の黒田と定期的に珈琲怪談なるものをしている。 これは京都、横浜、東京、神戸、大阪、再び京都と場所を替え、 多忙な4人の男たちが遠出してまでも喫茶店を何軒もハシゴしながら、 怪談を披露し合うというもの。 4人のキャラクターが良かった。 話しも不思議なものが多く、然程怖いものはなかったので、 恩田さんには珍しく、軽く読み進められるものばかりでした。
村井理子さんの 『兄の終い』。 こちらは昨年映画化された、 『兄を持ち運べるサイズに』がとても良かったので、 原作も読んでみたく、やっと予約の順番がきました。 映画同様、原作もとても良かった。 原作本はほんの170ページですが、 映画化されたものはほぼほぼ原作通りでした。 舞台は、多賀城、塩釜、仙台と馴染みのある場所だったのも良かった。 妹の理子さん、元妻、元妻と一緒にいる姪、 兄と同居していた甥、それぞれの複雑な気持ちを抱えつつ、 みんな平和に、ろくでもない兄を受け入れる器の大きさに感服。
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