あおい世界
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| 2024年03月14日(木) |
本■ビタミンとビタミンとパン屋さん。 |
図書館の棚からチョイスした3冊。
レイチェル・コンさんの 『さようなら、ビタミン』。 アルツハイマー型認知症になった父親を、 娘の目線で追う日記形式に記されていました。 家族で受け入れる様子や、回顧録など、 難しいテーマなのに淡々と、 あまり感情移入されない文章で綴られていました。 日本だけでなくアメリカでも、 同じくらい根の深い問題なのだなと痛感。
久しぶりに重松清さんの 『ビタミンF』。 直木賞を受賞したという7つの短編集。 父親目線のストーリーが多かった。 悪気ではないはずなのに、 ちょっとだけ思いやりが足りなかったり、 相手を思っているはずなのに、 ボタンの掛け違いみたいにずれていたり。 人と人って難しい。 でも、だからこそ交流するべきなのだと思えます。
タイトルに惹かれて手に取った、 大沼紀子さんの 『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』。 複雑な環境、境遇の中でも、人に優しくなれるし、 その優しさは周囲に伝染させることもできる、 そんな絵に描いたようなお話ですが、 それでも、これが現実だと思いたい。 みんな何かしら抱えて、それを気付いてくれる人がいて、 支えてくれたり、声を掛けたりしてくれて、 恩着せがましいわけでもなく、素敵だなぁと思いました。
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