あおい世界
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| 2021年12月09日(木) |
本■カーテンと小福。 |
予約の順番がまだなので図書館の棚からチョイス。 加納朋子さんの 『カーテンコール』。 閉校が決まったある女学院に通う数名の生徒たちが、 諸事情を抱えていたため卒業できない状態になります。 学長は何とか卒業させようと半年間の合宿生活を強いり、 そこで見えてきた単位が取れなかった理由。 同性愛、朝起きられない病気、病弱、大食漢、拒食症、 自傷行為など社会問題を抱え、 親や友達、先生などとの関係に悩まされていたことに気付き、 ひまわりが咲く中、無事に卒業を迎えるまでが描かれていました。 学長の懐の広さに感服。 このような学校がたくさんあればいいのにと思いました。
群ようこさんの 『小福ときどき災難』。 いつものエッセイですが、 今春、発行されたばかりの新しい内容なので、 後半はコロナ禍での話題が多くなっていました。 東日本大震災の後、それが話題の中心ではなくても、 どこかに震災のことが出てくるという物語は多いですが、 今後はエッセイに限らず、 物語の中でもこのコロナ禍の状態が、 ストーリーに織り込まれるのでしょうね。 群さんの生活は相変わらず、のほほんとしていますが、 的を得た納得させられるような考え方なども綴っていられるので、 読みながら大きく頷くことが多いです。
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