あおい世界
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| 2019年10月28日(月) |
本■カルテットと食堂シリーズ。 |
柚木麻子さんの 『あまからカルテット』。 ピアノ教師の咲子、編集者の薫子、 専業主婦から料理ブロガーに転身した由香子、 カリスマ美容部員の満里子の仲良し4人組が、 支え励まし合いながら、困難に向かって行くさまが微笑ましいです。 5話に分かれているのですが、 お稲荷さん、甘食、ハイボール、ラー油、おせちと、 食べ物とトラブルを重ねてあって、より楽しく描かれています。
最近好きになった山口恵以子さんの作品をいくつか。 まずは 『食堂のおばちゃん』。 旦那様に先立たれたお姑さん一子と、夫に亡くなられた嫁二三。 そんな二人が助け合いながら、下町で食堂兼居酒屋を営みます。 お客さんとのコミュニケーションがドラマ的に描かれている人情ドラマ。 シリーズ化されているので順々に読もうと思います。
早速第2弾、『恋するハンバーグ 佃はじめ食堂』。 前作の 『食堂のおばちゃん』 より前の話。 帝都ホテルで副料理長をしていた孝蔵と、 ラーメン屋の娘一子が出会い、結婚し、 下町に合う洋食屋さんを営みながら、常連客との触れ合いが描かれています。
シリーズではありませんが、食べ物に関する物語、 『食堂メッシタ』 はイタリアン尽くしの内容でした。 満希はイタリアの料理に惚れ、本場の料理学校に行ったり、 有名なイタリアンレストランで修業したりしたのち、 小さいながらも本格的な料理を出す店をオープンさせます。 母を亡くしたばかりで落ち込んでいたライターの笙子は、 満希の料理を食べることにより、生きる力を取り戻し、 満希のことを取材させてほしいという形で物語は流れます。 山口さんの食に関する奥深い知識と、 料理を表現する巧みさと愛情は素晴らしいです。
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