DiaryINDEX｜past｜will
| 2014年11月15日(土) | 本■木暮荘とＱ＆Ａと黒笑。 |
予約していた三浦しをんさんの 『木暮荘物語』。
今時ないくらいのおんぼろアパートを取り巻く人たちの話。
７話に分かれているのですが、どれも面白かった。
ホント、面白かった。
ちょっぴり大人な内容なんですけど、
正直で、素直で、可愛らしい人たちが、
深刻なことも、日常として受け入れる様が良かった。
三浦さんの世界、好きだなぁ。
次は、棚から選んだ恩田陸さんの 『Ｑ＆Ａ』。
大型商業施設で起きた重大死傷事故を元に、
Ｑ＆Ａだけで進行する物語。
群集心理が働いたのではという想像以外、
具体的な原因は不明のその事故に関することで、
こんなにも物語ができるんだと驚きです。
恩田さんの頭の中は、どうなってるんだろう。
最後に棚から選んだ東野圭吾さんの 『黒笑小説』。
１３の短編集でして、どれもこれも面白かったー。
今ごろですが、東野さんの新たな面を知った感じ。
調べてみたら笑いのシリーズというのがあり、
黒笑の他、歪床、怪笑、毒笑というのもあるようなので、
順を追って読んでみたいと思います。
検索WORD ＝ 本■
