sasakiの日記
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2006年10月17日(火) だんだら雲が流れて

 朝、雷が鳴り、街はライトを点灯した車でまるで夕方の景色。
 雪虫も飛び始めた。
 子供の頃からずーっと見てきた虫なのに驚くほど何も知らない。
 どこにでも居るのかと思ったらそうでもないようだ。
 自転車に乗っていると良く目に飛び込んでくる。
 今年は後半戦、自転車に乗るよりも山に登ることが多くなってきていて、水平方向から垂直方向に景色が変わってきた。天気のいい日を選んで登っているせいか何かしら山登りはとても気持ちがいいと思い始めていて、もう少し早くやっていればなあと思う。
 ときどき駆け下りている人がいて随分元気のいい人なんだなあ、と思っていたら様子はそんなことじゃなく、自分でもやってみてわかった。
 くだりはある意味とても大変で、スピードがつかないようにするのがとても難しく、ともすると勢いがついてしまう。走っているのではなく、スピードが止まらないみたいでときどき悲鳴みたいなのが聞こえてくる。というのは嘘だけど、普通のスニーカーでは親指のところに穴が開きそうなほど負荷がかかるのが分かる。
 目に見えて高度が上がる。
 転げ落ちるとどこまでも落ちて行きそうなところもある。
 必ず転げ落ちてゆく自分を想像する。基本的にはネガテブ体質だということが良く分かる。熊よけに大きな声で歌を歌う。本人は声だしの練習のつもりと熊防止。特に今年の北海道は熊が例年よりも多いみたいであっちこっちで人が熊に齧られている。何人かはそれではすまないみたいで大事になっているので、いくら札幌の山とはいえ一応山なのだ。とにかく歌を歌うことにする。時々人が通り過ぎる時は一応やめる。今、街中だろうが山の中だろうが、海辺だろうがあまり唄を大きな声で歌うという人は見かけない。昔は結構居たような気がする。別に酔っていなくても人はおおらかに歌っていて、世間もおおらかな目でそのことを容認するという姿勢があった。むしろ好感を持ってみていたきらいすらあったように思われるが、今はもう完全にアウト!どう弁解しても大きな声で歌うということは許されない。危ない人に思われる100パーセント。
 どっちにしてもすれ違う人は遠くのほうから歌っている奴がいるという事は聞こえてるわけだからいくら通りすがりに口をつぐんでも出来るだけ目をあわせないでおこうというオーラが内々感じられる。
 僕はどうせただむやみに山を登るよりは何がしかの身のあることをしたほうがいいと思ってるだけだから勘弁してもらいたい。
 雨上がり後のだんだら雲が流れてその上に夕焼けが覆いかぶさっている。
 藻岩山はもう暗くなっている。
 明日は晴れるみたいだ。

 新村君の厚生年金リサイタルが明日ある。
 みんなで応援に行こう。
 それにしても厚生年金会館なのだ。
 ジョニーもでるし遠音も出る。打楽器のリサイタルというのは珍しいのでみなさん是非足を運んでください。
 詳細をここに書くから
  18時30分会場、19時30分開演 ¥2,000(全席自由)
      ゲスト  SOFT OPEN 遠音
   となっているのです。当日新村君もレコーディングに参加しているということでわたしの「一途な月」も即売するという話です。買い忘れた方も是非厚生年金に出かけ僕のCDを買ってみよう。
 新村よろしく。

 携帯の画面が前衛の絵のようになってしまいメールも開けないし電話も出来ない。呼び出し音が鳴っても誰から来たのかがわからなくって出られない。気がついたらもう4年経ったか?兎に角最近は何でもすぐに壊れる。すぐ壊れるものを作って売るのを筋にしているのだろうけど、ちょっと阿漕だ。別に新しい携帯になんか興味もないし、積極的にメールをやるわけでもないし、インターネットにつなぐわけでもないし、写真取るわけでもないし、今ではもう音楽も聴かないし、電話もあまりしない。本当はこのままで良いんだ。このまま壊れていればそれを口実にメールも出さなくて済むし、どちらかというと便利かもしれない。はて?携帯は必要なんだろうか?と思うんだけど一旦持つとそう簡単に離れるなんていう芸当が僕に出来るわけはない。どうしよう?このまま使い続けるべきか?新機種にするか?はたまた思い切って原始生活に戻るか?

 久しぶりに厚別に行ったら後半40分過ぎまでリードしていたのにあっさり同点にされていた。客、思い切り引く。だんだらぐもが流れて秋の空。
 帰り道、バカボンと来年の話をする。バカボンは今年は、残り8試合、けなげに応援を続ける、皆勤賞をとると決意新た。バカボンは鏡だ。
 日本シリーズのチケットはさて?
 
 だんだら雲が流れて冬が来る。


sasaki