sasakiの日記
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2005年01月28日(金) どのくらいわかるかって?

 ああ、うるさい!
 かれこれ1時間は鳴いている。
 風呂場の電気もつけたし、お湯も用意してやった、砂も代えてやったし、飯だって野菜缶出したし、結露を舐めてるのも我慢してやってるし、よしよしもしてやった、猫草も昨日買ってきたし。
 どのくらいわかるかって?
 そんなにはわからないもんだ。
 ニャー、ニヤー  :腹減った、ご飯
 ニャー、ニャー  :水替えろ
 ニャー、ニャー  :風呂に入れ、そしてお湯を出せ
 ニャー、ニャー  :缶詰飽きた、別のを出せ
 ニャー、ニャー  :うんこ漏れる、トイレの砂交換
 ニャー、ニャー  :8時半だ、そろそろ注射の時間だ
 ニャー、ニャー  :退屈だ、相手しろ
 にゃー、ニャー  :外に出せ
 ゥワン      :なんだ?
 アゴー      :そろそろうんこかもしれない
 ウwォーン    :もしかしたら吐くかもしれない
 ミョーン、    :起きろ、朝だ
 アオーン     :誰か病人出るかもしれない
 ムゴーーン    :堪忍して、病院はいやだ
 ンガー?      :何食ってる?
 ウガォ、ンゴ?  :そこは駄目、ちんちんに触るんじゃない
 フン       :ため息だよ
 アウ、アウ    :ちょっときてください
 ヒック、ヒック  :目の前のカラスを見て過呼吸
 にゃー、ニャー  :戸をあけろ
 ニャー、ニャー  :風呂場の電気つけて

 ウゲ、ウゲ    :と言ってたとおもったら玄関でさっき食べた猫草を吐いている。毛玉かもしれない。毛玉と言っても玉になって出る時もあるけど基本的には普段毛繕いしている毛を吐き出すことで、見てるとこっちまでゲッとなるものだ。
 何年経ったて言葉が分かるなんていうことはない。
 おおよその見当で推測しているだけで猫当事者になってみれば笑い種なんだと思う。こっちばかりがコミュニケーションをとろうとするだけで向こうはそんな気はさらさらない、というのがふと冷静になって見るとよくわかる。
 ペット、は世渡り上手じゃなければ人間と長いことやっていけるわけはないし、それでこそ愛玩動物たる所以なのだ。
 多分、一番はっきりと認識するものは、怒られたという事だけだと思う。
 このことだけは見ていて間違いようがないくらいはっきりしている。
 こっちが落ち込んでいても慰めるわけでもないし、不人情をなじっても聞いてる風はないし。
 
 急に静かになった。吐きたかっただけだったようだ。

 まあ、気の毒なことではある。

 「報復」ジュリアン・ホフマン、なんか映画的だなあ、と思って読んでいたら、もう映画ができてると言うことでそうかもしれないと思った。
 途中までは、最後のほうまでだけど久しぶりに面白かった。最近、ずっとミステリー方面遠ざかっていたのでどうなっているんだろうと思っていたらまあ、それほど大きくは変わっていない。手を変え品を変えというところでこのジャンルが廃れない要因なんだろう。本の中に新刊案内がピンクで装丁されていて「ブリジットジョーンズの日記 切れそうな私12ヶ月 上・下」と載っていて、中も女性作家の紹介。パトリシア・コーンウェルから突然女流作家が多くなったような気がする。前に女の作家は読まないというようなことを書いた記憶があるんだけど、なんだか女の人は益々タフになっていく。嘆いているわけでも悲嘆にくれているわけでもない。
 最後があまりにも普通すぎて詰まらん。あまりにもハリウッド的。最終的には嫌いになるかもしれない。ちょっとナルシスティックかもしれない。

 それにしてもメロディがまとまらない。星の数ほどメロディはある。
 どの星を選ぼうか?決心は益々つかない。
 優柔不断に拍車がかかる。
 頼まれた歌は「俺の歌を聴け!」と言うタイトルがついた。
 そのまんま俺の歌を聞けよ君たち!と言った方向性。
 まんま。
 一度、声高に「俺の歌を聴け!」と硬派に決め手みたい。

 ブリジット・ジョーンズPART2は見事に太っていた。「レイジング・ブル」のデニーロみたい。

 明日は△山。あめんぼ赤いか?
 暇だったらファックスやメール流してくださいな?
 
 「アルタード ステーツ」980円だったので買う。ヨドバシ。
 980円だったから買うと言う姿勢は決して良いことではないんだけど、つい、出来心で。安ければ買うのかお前は!青春の思い出として。青春時代はこんな映画ばかり選りすぐってみてたんだあ。すまねえ。

 さて、ギター弾こうっと!
 決して生産するわけじゃない。ストレッチ。
 ジャン!
  
 
 
 


sasaki