sasakiの日記
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2003年10月28日(火) りふれいん

 突然 開いた季節の扉は
 恋する天使達を
 街中に運び誘う

 話が途切れた 寂しい人たちへ
 うれしい 知らせだよ
 愛してると  言っておやりよ

 春雪  まわれ踊れよ
 僕の心  しどろもどろ
 春風  光る揺れるよ
 甘い香り  まきちらし
 それは 時の 時の芽生え 




 はじめにつけたタイトルは「ぷろぽーず」だった。
 スタジオに持っていくまでこのプロポーズのままだった。
 ノートにもそう書いてある。

 80年、4月31日
 ”ひとりごと”完成

 80年、5月2日
 ”年老いた少年たち”出来た。
 
 その3ページ前にりふれいんの最終原稿があった。タイトルはやはりぷろぽーずになっている。
 そして10ページ前後にりふれいんの途中、模索詩が書いてある。
 ”ひとりごと”は1ページの粗原稿の後、完成稿ガ出来ていて、”年老いた少年たち”にいたっては、いきなり完成されたものしか残っていない。どうも一気に出来たらしい。
 今だとちょっと考えられない。
 
 りふれいの最初のもの。

 舞い散る 雪も   いつしか 消えてゆく
 それは うたかたの  めぐり合いに似てる

 粉雪  まわる踊るよ  僕の心 しどろもどろ
 少しだけ  春風  光る揺れるよ
 誰も触れない 風を つかもう

 寒さが  言わせる  言葉じゃないけど
 うれしい  しらせだよ  
 さあ  僕と一緒に  暮らそう

 次のページには”男たち”というタイトルの詩がきちんと書いてある。
 幾分、薔薇族じみた歌詞で、なんだ?、なんだ?どうしたんだ?という感じ。
 ソの♯とファの♯と脇に書いてあるんだけど、何なんだろう?
 そしてその隣に斜字英語でMENと綴られていて、大きな医学の雄マークが添えてある。こわい!
 なんか自分のノートなんだけど、あまり深く考えたくない気分だ。
 全体的には応援歌を書こうとしていたみたいなんだけど。
 おーい!佐々木君ーーー!
 なに考えていたんだーーーーー?
 分けわかんないぞーーーーーーーーーー。

 さらに隣のページ。
 SLOW BALLADA(バラードのことか?)と書かれ、詩が始まる。

 Am/D7 Bm7/E7 Bm7/Em7 Em7/C 
 C/Cm  D7

 イントロは出来ていたみたいだ。でも、今とは少し違う。

 舞い散る  雪も  いつしか消えてく
 これが  今年終わりの(最後の) 開きかけた  季節の扉
 寒さが  言わせる  言葉じゃないけれど
 うれしい  知らせだよ  僕と一緒に暮らそう
 (寂しい  人たちへ)

 粉雪(春雪) まわれ踊れよ 僕の心 しどろもどろ
 春風  光る揺れるよ(溶かす流れるよ) 
 甘い香り  まき散らし  それは
 時の  芽生え


 枯葉よ  おのが死にゆく身を 嘆くというか
 この僕に  哀れを誘えと命ずるか

 なんだか2行、突然ニヒリスティックになってしまったみたいで、とても情緒不安定な男だったようだ。
 分けわかんない。続いて

 詞の一篇も残さず死んで行く人がいる
 それを読む人もいない

 「Tの青春」の最初の一行だと思う。
 きっかけがリフレインだったとは!

 その下に

 春の雪が降る

 とぽつんと書いてある。
 まだりふれいんの中にいる。
 次のページ。

 彩を失くした  いつもの冬は
 こともなく  ゆきすぎる

 突然開いた  季節の扉は
 恋する天使たちを  街中へ運び誘う

 耳元で  囁け  お気に入りの恋のリフレイン
 うれしい知らせだよ  君と僕には

 春雪  まわれ踊れよ  僕の心しどろもどろ
 春風  光る揺れるよ  あつい 心解き放て
 それはいつしか  恋模様

 ありがとう  その笑顔  好きだよその癖
 うまく言えないけど  僕と一緒に暮らそう


 やっぱりプロポーズという曲を作ろうとしていたみたいで、プロポーズじゃなくてよかったといまさらながら思う。
 このあともう少し修正が続くのだが。もう、おしまい。
 

 短いこの春を  短い人生を
 うまくは言えないけれど
 僕と一緒に暮らそう
 

 


sasaki