sasakiの日記
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2003年10月24日(金) 74戦車

 「なんか用か?」
 「あのな?俺、今度の日曜日旭川に11月のライブのプロモーションしに来ないかと誘われてんだけど。」
 「それで?」 
 「それで?じゃないだろうが?俺一人だけで二人分の宣伝に行こうとしてるわけよ?」
 「そうか、大変だな?それで?」
 「あのなあ、それでじゃねえべ?まだ何やるか具体的に決まってないべ?。それはとても喋りづらいわけよ。どうする?何かアイデアあるか?」
 「そうだなあ、今んところ何もないなあ。まだ何も考えられない。」
 「何も考えられないんじゃなく、考えていないんだべ?」
 「そういうことかもしれない。あのさあ、PPMや日本の歌とか、昔の唄とかいろいろ唄うといえば?いいんじゃないのか?」
 「・・・・・・」
 「そうだ、あのよ、横浜みたいにやりますといっとけ。」
 「横浜みたいにって誰も見てないと思うぞ?
  あのよ、レノンのジェラス・ガイやってくんないかって言われてるんだけど、それとダニー・ハザウウェーのユーブ・ガッタ・ア・フレンドも」
 「・・・・、あんまり英語の唄露骨にやるとなあ、日本人だからなあ、俺ら。you’ve got a friendはジェームス・テーラーだな?やるんだったら。」
 「マーク・ノップラーのsailing to philadelphiaやりたいんだけど、どう思う?」
 「発音上難解なものはどうだ?」
 「難解かもしれない。」
 「やめよう。」
 「まあ、とにかく、リストの作成をしよう。」
 「OK。わかった。」
 「東京、天気はどう?」
 「うん、まあまあ。」
 「東京では今何がはやってる。」
 「なにもはやってない。」
 「今度、札幌にはいつ来るんだっけ?」
 「11月に入ってからだ。」
 「もう切ろうとしてるべ?」
 「出来れば。」

 山木との11月のライブの打ち合わせは大体こういう風に終わった。
 中野に16年も住んでるくせに時々引越ししなければいかんよ見たいなことを言われた。そういえば最近あの中野の事務所行ってない。何時以来だろう?16年経つはずだ。
 
 日曜日と月曜日にかけて旭川に宣伝に行く。
 夜は武田君と飲むことになりそうだけど、また早帰りするんだろうなあ?
 悪いなあ。朝帰りというのはよく聞くけど、早帰りする酒飲みというのはあまり聞いたことがない。よっぽど変わった人種なんだろうなあ?俺って。

 今日も酒飲む練習しないとみんなに迷惑をかけっぱなしになってしまう。
 
 心配なのは沖縄だ。
 沖縄の人は酒を飲まない、もしくは酒づきあいの出来ない男とは友好関係を持たないとうわさで聞いているから、万が一例によって10時半くらいに眠くなって帰るなどといった軟弱な姿勢でも見せようものなら、いったいどういったことになるのか?
 なんでもライブの前の日、つまり、着いたその日に、親睦会というものを開くらしいのだが。いったい誰と親睦するんだろう?俺らは何時の間にか何かの親睦団体になったんだろうか?
 白幡教えてくれ。
 お前、まさか何かの旗をこっそり作ってんじゃないだろうね?
 俺はこれ以上あまり友達要らないからね?
 
 そういった派手なことは一切行わず、みんな各人ひっそりと沖縄第一日を過ごせばいいのにと思うのだが、なかなか言い出せないままでいる。

 74戦車

 三郎からファックスが流れてきた。
 自衛隊員なんだから国を守るという歌を作れといったら、ネガティブではあるけど一応守るというようなことが書かれてあった。
 えらい、えらい。
 力強い、なかなか面白い詩で、ここに書きたいんだけど、もしかしていろいろ差しさわりがあると後々困るのでやめる。

 なんだか、今日はさびしんだ さびしんだ   10点

 というフレーズがほのぼのとしたさびしさですごくいい。

 明日は三角山で二月ぶりに話す。
 上がらないといいな。なんてね。
 てっしゅうはいないみたいだ。
 さびしんだ。なあ。

 エリオット・スミスが自殺したらしい。
 好きなアーティストだったのに。34歳。若い。
 情報量の少ない死だった。
 何も情報がない、ただのニュースというのもなんだかとっても無機質で何も感想がもてなくて困る。
 感想なんか別にいらないんだけど。
 
 
 
 


 


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