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2001.3.18〜 23年続いてるなんて、ゴイスー

ストレット 2019年06月14日(金)



文章教室では、作品集19号のゲラを受け取ってきた。
校正作業は各自、ということになったため、
これからしばらく「1日1回、読む」ことを
自分に課すことにした。
音読が望ましいけれども、無理すると続かないので、
黙読する日があっても可、ってことで。

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平均律のフーガ攻略は、カタツムリほどの歩みである。

テーマのモチーフが、折り重なるようにスタートする。
201906142225284b1.jpg

「かえるのうた」の輪唱(カノン)がわかりやすいかも。

「かえるのうたが きこえてくるよ」まで聞いて
「かえるのうたが・・・」と追いかけるパターン。
間違いにくい、初心者向け。

「かえるのうたが」まで聞いたら
「かえるのうたが」とかぶせるパターン。
これも、あるある。

「かえるの」ときたら、「うたが」にかぶせて、
Bグループが「かえるの」と入り、
さらにCグループがBの「うたが」にかぶせて「かえるの」と続ける。
これは上級編だろう。

さらに難しくなるのが、
「かえ」ですかさず「かえ」と追いかけ、
歌いだしの「かえ」「かえ」「かえ」「かえ」
ばかりが聞こえてきちゃうタイプ。
釣られずにいることは至難の業で、
なんなら、耳をふさいで他パートを聴かないようにしないと、
最後まで歌いきることすら難しいかもしれない。

バッハに話を戻すと、このフーガがまさにそれ。
3声なので、3人の人が「ラーレーぇミレド」と歌い出す。
そのタイミングが、「ラー」「ラー」「ラー」となり、
同じ「ラ」で始まる、完全なカノンになっている。

こうして、「ひとふし」を歌いきらないうちに
それそれそれっと畳みかけ、緊張感を醸し出す、
これがストレット(ストレッタ)というわけで、
とーっても難しくて、私が3人いないと弾けないっぽい。

とりあえず、キース・ジャレットを聴きまくって、
作戦を練ることにする(しかない)

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