* 元祖いんふぉめ *

	日刊オバちゃん白書　--婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
	* いんふぉめ～しょん *
	2001.3.18～　四半世紀も続くなんて、誰が予想したでしょう

本日は収穫ナシ

2002年08月26日(月)

今日はアゲハの幼虫ちゃん、見つかりませんでした。
アゲハってやつぁ（チョウチョって一般にそうだけど）
晴れた日に飛びまわりますわね。
卵を生むのも晴れた日ってことになる。

卵を産んでから孵化するまでの日数（５日くらいか）を考えると
この２、３日は幼虫が孵ることはなさそうだ。

昨日あたりクロアゲが飛んでたから
今週末は目をサラのようにして幼虫を探してあげなくちゃ。
卵の段階で探すなんつー無謀なことはいたしません。
卵探して目が回って寝込んだとして
そのあとゴハンも作らなくてもいいよっていうならともかく。

なんでこんなに一生懸命アゲハちゃんのお世話をしたいのか。
それはアゲハが好きだからぁ～～

、なんだけど、
それ以上のある理由があることを、以前「おたんこなす」時代に書いたっけ？

おさらいしませう。

玄関先のカラタチの幼木に、実はすでに３令となったナミアゲの幼虫がいます。
本来、見つけた段階で、即保護するかサンショにお引越し願うのだけど
３令ですからねぇ・・・

何が問題かというと、『寄生蜂』なんですのよ・・・

小学校３年の理科でモンシロチョウの卵から成虫までの
成長の様子を追うという単元が今でもあると思うのだけど
未愛のときも最狂娘のときも、ウラのキャベツ畑から卵や幼虫を採って
学校に提供したわけですよ。
ちゃんと班の数だけイチゴパックに分けて。

それが、どんどん大きくなってやがてサナギになり
羽化が楽しみだねえというころ・・・
ある日飼育ケースの中を見て、唖然とするわけ。
サナギの中央付近に直径５～６ミリほどの黒々とした穴があいている。
そして、飼育ケースの中を我が物顔に飛びまわる、得体の知れないムシ・・・
これこそが『アオムシコマユバチ』という寄生蜂（きせいほう、と読みます）

未愛のときは初めてだったのでうろたえたワタシだったけど、最狂娘のときは余裕。
びっくりして学級だよりにまで「事件」と報じた先生にお手紙を書きました。
「アレはアオムシコマユバチさんといいまして、寄生蜂です。
　ハチさんにもハチさんの都合があり、生きて子孫を残さねばなりません。
　自然界では普通にあることですので
　気味が悪いからといって一方的に悪者扱いしないよう、
　子どもたちに対するご配慮をお願いします。
　寄生させないためには、卵の段階で早く採集することが肝要です。
　云々・・・」

そう・・・肝心なのは卵の段階で早く採集すること・・・なんだけどね。
モンシロチョウの場合は割合わかりやすく産んでくれるんだけど
アゲハは葉の裏だったり茎だったりするから、探しにくいの。
それでも、孵化したばっかりだと寄生蜂も寄生のしようがないから
晴れた午前中には幼虫探しをするわけ。
そして徹底的に、サナギになるまで保護しまくる、と。

ところが玄関先のカラタチにひっついている３令幼虫。
もしかして犠牲になってるかもしれないじゃん。
もしそうなら、家の中で飼い続けていてやっとサナギになったある日、
黒い穴が空いて寄生蜂が出てくるの、できれば見たくないじゃん。
蜂を見るのが嫌なんじゃなくて・・・
サナギになったとたんに寄生蜂が卵から孵り、
ほどよくトロトロになっているサナギの中身を食い尽くす。
　（サナギになると組織の再編成が行われるのです）
他虫ならともかく、それまでの何日か生活を共にするわけだから。
その幼虫と。
情が移るでしょ。

そういうわけで、玄関先の彼（または彼女）は自然のままにしておこう、と。
結構身勝手だわね、この考えも。

■　つぶやきリサーチ
　　　
　【どぜう】小さい頃、田んぼの横を流れるドブ川みたいなとこに
　　　　　どじょうやタニシがいましたね。
　　　　　もちろん、ホタルも飛んでた。
　　　　　どじょうなんつーのは、コドモが川で捕まえて遊ぶもの・・っていう認識だった。
　　　　　それが、あるとき『どじょう売り』っていうオッサンが来て
　　　　　買ったんだわ、ウチの親。
　　　　　味噌汁かなんかで食わされたけど、はっきり言って不味かった。
　　　　　というより、キモチ悪くて食えなかった。
　　　　　柳川鍋とか、どじょうのお料理ってあるんでしょうけどね、
　　　　　そしてお好きな方もおいでのこととは存じますけどね、
　　　　　ワタシは食わんぞ、金輪際。

■　『ハーボットオーナーに100の質問』に答えます。

【058】　散歩から帰ってきた姿を見たことはありますか？

　　　何度かあるな。
　　　出かけるときと同様、不思議な行動をするもんだと思う。
　　　あの耳はどういう仕組みになっているんだろう。
　　　実は耳に見えるけど身体の一部ではなく、
　　　お洋服と同じようなものだったりして。
　　　あの行動パターンを考えたヒト、アンタはえらい。