Diary
ちか



 

子供の耳ってスゴイと思う。
イル・ディーヴォがスペイン語で歌ってる曲を数回聴いただけで、ちゃんと歌ってるムスメ。
歌詞に書いてあるアルファベット(スペイン語はできないけど)を目で追っても付いていけないワタシ。。。
次はイタリア語の歌を覚えて歌うムスメ。

オペラマナーで歌ってるから聞き取りやすいのかもしれないけど、発音の細かいところまで真似て歌ってたのには驚いた。

ところでイル・ディーヴォだけど、4人の役割分担みたいなのがあるみたい。
(一枚目・二枚目のアルバムとを聴いた感想。クリスマスコレクションと三枚目はまだ聴いてないから聴いたらこれから書く感想が変わるかも!)

セバスチャンは出だしを歌う事が多い。唯一ポップ界から来た人だから歌い方が違ってすぐ分かる。
でも調子が出てきた時の高音はとてものびのびしているし、音を外す事も少ない。
温かい声を持っているように感じる。

ディヴィッドは最も高音の部分を担当している。
よくあんな高い声がでるなぁと感心する。
でも今はまだ発展途上って感じがする。
高音部もまだツメが甘いし、感情のこもり方もイマイチ。
でも今後、一番期待できる人かもって思う。
アンコールについていたDVDのパセラって曲の中間部分にそれを感じさせる部分がある。

カルロスはどの写真を見てもいっつも同じ顔してる!
キャリアも影響しているのだろうか、クラシック用の顔だなアレは。
違う表情も見てみたい気がする。
歌はスゴイ!!
ほぼ100%音を外さない!ビブラートも一番良い!声のかすれがなく、吸い込んだ空気全てをお腹からクリアに出している。
カルロスの体自体が楽器になってる。
声も一番大きい。

ウルスは4人の中で一番顔がカッコイイ!
声は滑らかでクリアなのだけど、音を外す事がちょっと多い気がする。
また、高音がキツイみたいで聴いていてハラハラする場面も。。。
音を長く伸ばすのもちょっと苦手っぽいように聞こえる。
声の質はワタシ的には一番好きなタイプなので、今後弱点を克服して伸びていって欲しいと思う。

一枚目のアルバムより、アンコールのオマケDVD(ライブで歌ってる様子を収録)の方が少し技術は向上している様に聞こえるから、これからもっと上手になってくれるはず。。。

てか、技術の向上がないと二番煎じの同じタイプでもっと上手いグループが出てきたら将来が危ういと思う。
ツアーで世界中を回って忙しくて大変だと思うけど、頑張って欲しい!
レコード会社も売り上げだけを考えるんじゃなくて、ホントにいいものを作っていって欲しいと思う。

2006年12月19日(火)
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