Diary
ちか



 

今日は先日書いたヒプノの前の話を書こうと思う。(忘れないために)
セラピストは同じ人で、この人の所を初めて訪れた時の話。

この日は初めてということで、リーディングをしてもらった。
紹介してくれた同僚が初めてリーディングをしてもらった時に、さんざんな過去が出てきて大変だったと聞いていたので少し緊張していた。

最初にハーブティーを飲みながら、問診表みたいなのに書き込んでいく。
そしてそれを元にカウンセリングをしてもらった。

それが終わると床に正座をして、手を合わせて目を閉じるように言われた。
目を閉じているので何が起こっているのか良く分からない。
時々セラピストがシュッシュと息を空中に向かって吹いているのが聞こえただけ。

しばらくするとその音も止み、セラピストが語りだした。


「あなたの後ろに筆を持った老人の神様が居ます。
その老人があなたに花びらのシャワーをかけています。

小さな羽根の付いた子供たちがたくさんあなたの周りに現れ、飛んでいます。
その子供たちもあなたに花びらを降り注いでいます。

あなたの背中に大きな羽が見えてきました。
子供たちがあなたの頭に冠を載せましたよ。
妖精のようです。
あなたはレムリアの時代、花とこの子供たちの面倒を見ていたようですね。
子供たちはあなたが自分の事を思い出すのを喜んでいます。
あなたが本来存在する場所はここのようです。」


ここでセラピストはワタシに目を開けるように促した。
目を開けたけどそんな能力のないワタシには何も見えるはずがなく・・・
セラピストはまた目を閉じて何か言っている。
そしてしばらくして目を開けて続けた。


「あなたの守護霊さんが出てきてくださいました。一人はお坊さんでもう一人は太夫さんです。とても美しい人です。太夫の居る世界はだいたい分かると思いますが、あなたを守っている太夫さんはとても凛としていて、決して誰かを陥れて太夫の座に上った人ではなく、ただ居るだけで周りの皆が太夫の座に押し上げてくれるような人です。また、とても強い意志を持った方です。」


セラピストのその後の話はこうだった。
とてもしっかりとした守りに包まれている。
だから自信を持って生きていくこと。
好きなように生きたら良いこと。

正直、同僚のように悲惨なものがたくさん出てくると思っていたので正直拍子抜けした。
また、良い情報ばかりを与えてもらった気がして「ホンマかいなぁ・・???」と怪しんだ面もあった。
まぁ、それが本当はどうなのかってのはあんまり関係ないかなって思った。

でも、この後に不思議な体験が待っていた。
そしてその体験は「本当に守ってもらっている」という事を実感した出来事でもあった。

リーディングの数日後、ワタシは30段くらいある階段を降りていた。
まだ上から2段目の時、誤って足を踏み外してバランスを崩した。
下にはまだ28段階段が残っていて、これを転げ落ちたらかなり大きな怪我を負うなぁ。もしかしたら死ぬかも・・と落ちながら漠然と思った。

そこで少し記憶が飛んだのだけど、気が付くとなんと、足を踏み外した場所の2段下の階段に横を向いて正座して座っていた。
どこでどうなってそうなったのか、全く分からないし、記憶もない。
偶然なのかもしれないし、ただ単に運が良かっただけかもしれないけど、その時「守ってもらった」と感じた。
結局この時の被害はストッキングが破れてしまっただけで済んだ。


後日、また機会があって少しリーディングをしてもらったのだけど、この時は結構悲惨な過去世が出てきた。
でもこれはまた今度書こうと思う。

2006年10月18日(水)
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