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■ サイドビジネスで儲けた話 �◆〇匐,虜△�らせどりだった
ところで、なんで俺が「せどり」を始めたかというと長〜い理由があります。
元々、子供の頃から古本屋に行くのが好きだったんですが、元々は漫画や本、参考書を定価で買えないため、という貧しい家庭環境が理由でした。そうこうしているうちに参考書だけでなく、文学、特に桃源社の澁澤龍彦の本の装丁に魅入られて価値のある書籍の収集を始めたのが始まりでした。
昔の本(昭和40年代)は今は亡き桃源社などの出版社の贅沢な装丁の本ばかりで、それを眺めるのも古本屋に行く魅力だったんですが、数年後、中学の先生が同じ古本マニアで、休日などよく古本屋の中で会いました。その時期に先生の稀覯本収集を見せてもらう機会があり、その中で昭和4年、国際文献刊行会発行、私も日記の掲題でよくパクるドニ・ディドロの「不謹慎な宝石」があったのです。それはなんと表紙がガラス板なんです。ガラス板に模様を彫っているんです。しかも、後年15年後に知るのですが限定50部という特製本。しかも、この先生、これを100円で手に入れています、私の通ってた古本屋で。先生も会計するまで心臓ばっくばっくだったらしいです(笑)これが美しい本で、すっかり私は稀覯本に魅入られました。
何の運命か、後年15年後、私も偶然、千葉県の某古本屋で、この硝子の表紙の「不謹慎な宝石」を手に入れたのです。購入額は100円とはいきませんが、古本屋の店主が価値が分からなかったのか、2000円で手に入れることが出来ました。先生に見せてもらった記憶が功を奏して背表紙を見つけた瞬間、手が震えました。この本の現在の売買相場金額は20万円。バブル期の1990年前半では40を超えていた筈(ちなみに日本での最高額の古本(古美術や歴史的史料価値のある古書を除く。ここでいう古本は、あくまでも一般消費者向けに販売された出版刊行物を差す)は、その足元に及びませんが)けど、いまオークションに出しても10万そこそこかな?
これは今でもコレクションとして私の手元に残っている。厳重な絶対に開けてはいけない段ポール箱一箱の中の蔵書の中にあります。私の精神大崩壊を免れた書籍の一冊である(これについても後述)いつかは売るときがあるだろうというブランド品のようなものである(死んでもあの世に持っていけないし、持っていく書籍ではない。あの世に持ってゆく書籍は他にある)
また、古本ではないが中学生の頃、皆が恥ずかしがってエロ本を買えなかったが、俺は隣の町まで遠征して普通にエロ本を買っていた(笑)すると友達が金を支払うから欲しい、と。若者のリビドーってやつです。俺は半値か8割くらいの金額、もしくはそれ以上の金額で友達に売ってましたね。その頃からいま、ヤフオクで流行りの転売ヤーだったわけですわ。
自分でも思い出すに「生まれながらのせどり」で筋金入りだったな、と。当時の顧客(笑)の彼らは後に誰もが知る名だたる大学に進学し、都内で一流企業に勤務しており、私に未だに弱みを握られている(爆笑)
閑話休題、しかし、なぜ、こんなに高価な本がゴロゴロとくすぶっていて、目利きの利くせどり達が入手に至るのか疑問に思うでしょう。先生などは私の故郷の田舎の古本屋で入手しています。それらの疑問には深い背景があるのです・・・それは次の次の次回に(あぶね、話が脱線しちまうわ)
あなたが決める!俺の小遣いアンケート! 期限は退職金支給日まで。
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2012年07月22日(日)
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