Allyssa
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■ 偏愛的小説(作家)論�◆屮魯錙璽鼻Ε侫�リップス・ラブクラフト」■地獄のような在宅勤務

過去日記でも名前の出た作家ですが私とハワード・フィリップス・ラブクラフト(以下、HPL)には不思議で数奇な出会い話がある。

それは小学校五年か六年のときに新聞の下部広告欄に国書刊行会の「真・ク・リトル・リトル神話大系」の宣伝が掲載されていた。そこには天使を食っている悪魔みたいな絵が描かれていた。パルプ雑誌時代のイラストレーターである点描画家で通称「泡男(女性の裸体の胸や股間を泡の点描で隠す作風のため)」のヴァージル・フィンレイの絵である。それに惹句が「悪夢のナイトキャップ、ついに完結!」などとおどろおどろしい宣伝で、初め、小説ではなくオカルティックで途方も無い闇の神話で子供が知っちゃいけないんじゃないかな?なんて思っていた。けど、見てみたい、読んでみたい!という気持ちをぶち壊したのが一冊5800円で14巻とか(涙)小学生には絶望的な金額である。けど、この宣伝の記憶は延々と頭に残っていった。

偶然の出会いは市立図書館に通いまくり、無い書籍がある場合、購入申し込みが出来ることを知り、申し込んだところ、なんとまあ、既にあったと(笑)しかし、外への貸し出し禁止の書であった。貸し出し禁止の本なんて、もう私のワクワク感は高まったものでした。さて、読んでみると1920年代の硬派な米国文学でホラー小説というよりは昔の文章の崇高さに畏敬の念で囚われ魅了されたと言ったほうが表現が正しいかも知れない。その後、青心社の「クトゥルー」(クトゥルー、クスールー、ク・リトル・リトルは全て同じ意味。人間の発声器官では発音できないという設定のため、各社、意訳している)シリーズも読んだり、そこからオーガスト・ダーレス、ロバート・ブロックなどに広がっていった。そして、「SFマガジン」の安田均のコラムに掲載されていた「クトゥルフの呼び声」のTRPGにも手を出すことに・・・

個人的なベストは「ダニッチの怪」「銀の鍵の門を越えて」「冷気」そして「狂気山脈にて」ですね。なんと「狂気山脈にて」は、あの「俺は怪物が出る映画しか作らない」を貫き通すギレルモ・デルトロ監督が映画化を進めているなんて・・・超期待です。今までのラブクラフト映画化作品はどれもこれもB級の極みでしたので(涙)期待をしております。

HPLは生前、評価されず不遇な人生でしたが、死後の評価により、たった一人の人間が壮大な神話大系を作り上げたということは、とんでもないことであり、現代でも幾多の作家により(日本でさえも。菊池秀行、なんとか薫)書き綴られているのも凄いと思う。

というかね、魅力的なんですよ、神々とその眷属たちが「古きものども」「全てにして一つのもの、一つにして全てのもの、ヨグ・ソトース」「這い寄る混沌、シュブ=ニグラス(ショゴスだったかな?)」「ティンダロスの猟犬」「ウルタールの猫」私はティンダロスの猟犬が好き。原書の表紙絵のティンダロスの猟犬のポリゴンチックで鋭角的な表現は感涙ものです。

んで、意外とラブクラフティアン(HPL愛読者、マニアの総称)というのはお目にかかれず、人生で会った事ないですね。

ま、これも娘さんには読ませたくない本なのでキャビネットの段ボールの中で眠っていますが(涙)最近、読みたくなったんだけど、箱から出すの面倒なので文庫本買った(笑)

さて、ここまで全く訳の判らん人には判らんと思いますが、簡単に話すと「邪心と呼ばれる途方もない宇宙の生命体やエネルギー体を相手に人間が恐怖する」という話がクトゥルフ神話なのですが、映画「クローバー・フィールド」でも米国本土でも怪物の正体は「クトゥルフ」なのでは?とか、はたまた、「崖の上のポニョ」のポニョさえも、この神話に結びつけるマニアもいる(俺は単純な「人魚姫」「ウンディーネ」と世界各国にある女性からの告白による災いの民話を単純なモチーフにしていると思うが)いろいろなところでネタとして使われている。だが、俺は読んだことがないが、なんかのゲームかアニメの元ネタとなった作品です!みたいな帯がついた文庫本を観たら凄く情けなくなった。最近の早川書房の表紙絵がアニメアニメしているかのように。

過去の日記で書いたオウム真理教に入った天才はマジで国書刊行会の「真ク・リトル・リトル神話大系」の二巻巻末にあったクトゥルフ神話の核(コア)とも呼べる存在「ネクロノミコン」のヨグ・ソトースを召喚する魔法を中学生で本気で敢行しようとしたくらい、ハマってしまい困った思い出がある。イブン・グハジの粉とか絶対に手に入らないものばかりだったので「こりゃ無理だよ」なんて皆で言ってたら、そいつが召喚に必要なあるものを一つだけマジで手に入れてきて怖い思いをした。この瞬間、「天才と狂人は紙一重だな」と思った。






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『地獄のような在宅勤務』


会社から「同居家族で発症者が出た場合、7日間、出社禁止」と緊急にとってつけたように作られた命令が発令されましたので在宅勤務となりました。家には椅子とテーブルがあるのですが、リビングにあり、娘さんが居ますし、奥さんも居るので在宅勤務には適していないので、パパは寝室でアイロン台を机代わりにノートパソに変形姿勢に近い形で在宅勤務です。この姿勢の悪さと環境の悪さが後日、悲劇を生みます(涙)

娘さんはタミフルを飲んだら熱も下がって普通に歩けるようです。よろっとしていますが、食欲もあり、大丈夫みたいです。

プリンタもないし、電話もがんがんかかってくるし、家電で国際電話で電話会議しなきゃいけないし、不便だという理由が相当大きいが、不思議なもので、あれほど行きたくなかった会社に行きたい(爆笑)

というか、オフィスで仕事がしたい。
(涙)

んで、「夜中、皆が帰ったあと、オフィスで仕事していいですかね?」と聞いたら、それもダメだと(涙)ちょっと過敏過ぎなんじゃないかなあ?

娘さんの容態ですが、初めの1、2日は37度オーバーが続きましたが、タミフルを飲み続けて、今日は平熱に近い体温まで下がって安堵しています。元気になりました。

けど、タミフルで色々と調べたら十代の幻覚しか話題になってないけど、乳幼児もタミフル飲んで亡くなっているというニュースを見てぞっとしています。非常に怖いです。それに飲ませると酔ったようなハイテンションになるので、やはり怖いです。


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2009年10月27日(火)
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