The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2006年04月14日(金) 実家より / 9ヶ月目のトランパスMP3評

また、父親に呼ばれて実家に戻っています。
パソコンの個人授業…改めてWindowsの難しさを実感します。理論的じゃないメニュー構造だとか、ホンの些細な事で表示のされ方が変わってしまうため、父親のようにWindwosに無知で、融通が利かなくなっている人には、覚えるのも、教えるのも苦労の連続です。画面を画像として取り込んでマニュアルを作っても、その通りに表示されるとは限らないし、なにより、Excelで画像を取り込んで、そこに説明を加えても、画面ではぴったり合っているものが印刷するとずれて全然違うものを指しているっていうのも悩みの種。それって何か解決方法があるのかもしれませんが、私はそう言う事は良く知らないんです。この雑記を書き始めた頃にも明言をしているのですが、「ソフトウェアの開発」をしている人は「ソフトウェアを作るプロ」ではありますが「ソフトウェアを使うプロ」ではないのですよ。あくまでも、自分が資料を作るために必要な事を必要な分だけ判って居るだけなんです。どなたかその解決方法をご存じなら教えて頂ければ幸いです。

兎にも角にも、昨夜家を出て、一般道を通って伊香保まで行き、そこから高速道路に乗って、湯沢で降りようとしたのですが(山間部だけ高速道路で抜けたかった)、トラックを追い越していたら湯沢の出口を過ぎてしまいましたのでその次の塩沢石打の出口で高速道路を降りました。実家までの道程は良く分かっていますので、わざわざカーナビに案内をして貰う必要は全くありません。しかし、カーナビに実家を目的地としてセットしておくと、実家までの距離や到達予想時間が表示されるので、今日みたいに夜を徹して走る時には、眠気と戦う或いは、どこで仮眠を撮るかを判断する強力な武器となります。そんな訳でカーナビに目的地として実家をセットして走っているのですけれど、今回のように途中から少しだけ高速に乗って直ぐ降りるなんて設定をすれば出来ない事はないのですけれど、わざわざそんな事をするのは面倒なので音声指示でその都度「有料回避」とか「有料標準」と指示をしてルートはカーナビに任せてしまいます。兎に角おおよその距離と時間が判れば良いだけですからね。

「帰り道は判っている」と書いたのですが、塩沢石打で降りたのは初めてでしたので、まぁ幹線道路に出るまではカーナビに案内をさせようとその指示に従っていたのですが、いつまで経っても幹線道路に出る気配がありません。「もしや?」と思って信号待ちをしている間にルートをチェックしてみたら、案の定、インターから国道17号線にでるためには右折すれば直ぐなのですが、このアホウは右折するのは戻る事になると左折を指示し、狭い道を延々と通って後国道に合流するルートを選びやがったのです。これは今日はまずいモードだなぁと思いました。そう言えば高速に乗る前も、幹線道路ではなく裏の道へ裏の道へとまるで犯罪者が逃亡に選ぶような道を選んで指示していましたよ。

幹線道路にでて後は暫く道成だろうと思っていたら、突然右折の指示が出ました。「そぉ〜んな事あらへんあらへん」と思いましたが、このカーナビが何を思いついてくれたのかに興味があったので見てみました。
今走っている国道17号線は途中から国道8号線に名前を変え、更に新潟から先は青森まで続く国道7号線となります。国道17号線は新潟平野の真ん中(というと語弊があるかもしれませんが)を見渡す限りの田んぼの真ん中を山を迂回するように走ります。そして、カーナビが示したルートは、その山を迂回するルートを潔しとせず、山間部をまっすぐ突っ切って新発田市(しばたし)まで国道290号線で一直線に走って、そこから国道7号線に合流しようと言うルートでした。ええ、地図の上でルートを決めるならそれはとても理想的なルートかもしれません。でも、先にも書きましたように、国道17号ルートは平野部を進むルートであるのに対して、国道290号ルートは山間部を結ぶルートです。それも先日の地震で通行止めになった山古志村の近辺を通るルートですから、それなりに苦労しそうなルートである事は想像に難くないでしょう。これを形容するのにぴったりな言葉がありますよ。そう、「机上の空論」ってヤツです。

Carrozzeriaのカーナビは「優秀なCPUを搭載して、高速に演算をして、GPSの信号を解析して正確な場所を割り出す。更に種々のセンサを搭載し車の加速度や傾きを検知し、勾配なども考慮した計算を行い、自車位置を特定する事で高架を走っているのかその下の道を走っているのかも高い確率で認識をする。更にVICS等の情報をも取り込み精度を高める」などと偉そうな能書きをこれでもか!と書き散らしています。しかし、約10年Carrozzeriaを使って、更に他社のカーナビも使った私は声を大にして言います。Carrozzeriaのカーナビは小学生のはな垂れ小僧にも劣る阿呆です…いや、訂正。そのハードウェアは、機能を生かし切ったら凄い天災かもしれませんが、カーナビソフト自体が阿呆でどうしようもないと言う事ですね。以前、鳥取から敦賀に向かう時も宮津の辺りで国道から外れるルートを指示したので、それを近道と信じて従ったら、山道をどんどん登り、いつUFOが降りてきてもおかしくないような雰囲気の所に連れて行かれた事がありました(あの頃はDVDナビでしたが)。今回もそうですが、ルートを判断する時、この阿呆はその地形を全く意識しておらず、単なる平面で捉えています。だから高度差のない平坦な観戦を走るより、アップダウンの激しい山道でも総合距離が短いならこっちを優先という阿呆な選択をしてしまうのです。参っちゃいますね。それでもHDDナビになって良かったと思える事が一つあります。DVDナビだった頃は「そんな阿呆な指示に誰が従うか!」と指示を無視すると、「てめぇ、こら従え」と言わんばかりにしつこく何度も何度も何度も何度も自分が決めたルートへ戻るためのルートをを指示し続けるのです。しかしHDナビになってからは2度か3度指示を無視すると「けっ、じゃあ他のルート探してやるよ」と当面はおとなしく従う事を覚えてくれたのです。DVDナビの時にはそのしつこいキャッチセールス張りの指示に閉口してオートリルートの機能をオフにしていたのですが、そんな訳でHDナビになってようやくオートリルート機能が使える機能になったのです。
これで観念したかと思っていたら、長岡を過ぎた辺りでまた右折しろと言い始めました。今度は何だ?とワクワクして地図を確認すると、また県道を経由して国道290号線にでようとしています。確かにこの辺りでもまだ国道8号線経由は多少湾曲しているようにも感じますからね。本当しつこいヤツですわ。まぁその辺りも無視して新潟を過ぎ、新潟と新発田市を結ぶバイパス(2、30kmの間信号が1つもないんですよ。凄いもんです)を走っていると、またまたカーナビは「側道を左です」と指示を出します。「なに?」と確認すると、側道からバイパスをでて脇を走る狭くて信号だらけの旧道を走れと指示をするんですよ。「アホちゃうか」って思っちゃいますよね。でも、そこでふと思い立った事があるんです。
Carrozzeriaのカーナビには大きなバグがあって、多分ルートを決めるロジックで始点と終点の間をいくつかに分けて、その部分事にルートを決めているようなのですが、その分割をする目標に鉄道の駅を置いているようなのです。ですから、本来はその国道をまっすぐ行けばいいだけなのに、突然「右折してください」などと指示が出て、それに従うと、駅前に連れて行かれ、その脇をすり抜けてまた国道に戻る、そう、四角の三辺を通って元の道に戻るルートをとる事が良くあります。「バカじゃないか?」「こんな半端な製品を良く出したな」とも思えますが、そうではなくて、多分このカーナビを開発した人、又はその責任者は熱烈な鉄道ヲタクなんだと思うのです。だって、北海道などでは廃線となった駅へわざわざ観戦を外れて連れて行ってくれるんですよ。そんなカーナビ他にはないでしょ。鉄ヲタなら迷わずCarrozzeriaですよ。
そして今回も(私は鉄ヲタじゃないので情報が不正確かも知れませんが)、そのカーナビが勧めるルート(国道290号ルート)の途中にある新津はこの地域の鉄道の拠点と言われるところらしいですし、博物館みたいな物もあるらしいし、磐越西線の始発駅でもあるのでSL等も走る駅らしいです。更に今バイパスから外れようとしている旧道の脇には、無人駅で土盛りの2両しか止まれないホームで更に田舎とはいえ1時間に1本程度は交通量のある白新線で、普通列車でも通過される事がある西新発田駅という変わった駅があるのです(でも、今西新発田駅はかなり立派になってしまったようですが…)。もしかしてCarrozzeriaの鉄ヲタ魂はその2つを私に見せようと導いていたのかもしれません…余計なお世話です。しつこいですが私は鉄ヲタじゃありませんからね。ま、癖が判れば楽しめますけれど、突然こんな事をされたら本当腹立たしいですよ。HDナビになって直ぐのヤツには、文字通り獣道に誘い混まれた事もあります。耕耘機位しか通れないんじゃないの?ってな道でした。鉄ヲタの他には、そんな恐怖を味わいたい人にもお勧めではありますが、普通のカーナビが欲しい人は他社のを買った方が良いと心の底から思った道程でした。


9ヶ月目のトランパスMP3評

2005年7月10日に私の車のタイヤをブリヂストンのREGNO GR-7000からトーヨーのTRANPATH MP3に変えて9ヶ月が経ちました。走行距離は少ないですが9ヶ月走ってみた評価をすれば、「5点満点で2点」と言うのが私の結論です。

トーヨータイヤのサイトで「TRANPATH MP3」のページに掲載されているこのタイヤの特徴と私の評価は次の通りです。
操縦安定性
操縦安定性は並。REGNOと比べるとフニャフニャで怖い
高燃費
REGNOを履いていた時期と比べ、このタイヤにしてからの燃費は全体的に落ちています。一般道では0.5km/l〜1.0km/l、高速道路になると3km/l位低くなっています。ただ、私の車は6年目で走行距離が10万キロを超えていますので、車自体の性能が落ちている部分もある事は考慮しなければならないかもしれませんが、悪くなっているのは間違いないでしょう。
ロングライフ
これは9ヶ月しか乗っていないのでまだ判りません。
快適な居住性
「ノイズやショックの少ない快適な居住性」なんて書かれていますが、タイヤを交換する直前の一部山になったREGNO GR-7000と良い勝負です。兎に角REGNOの静かさに慣れた人にはうるさいタイヤです。特に高速道路を100km/h+α(捕まるような速度ではない)で走っている時、「前の車に比べてうるさいし、しなやかさがないなぁ」と感じますね。他のタイヤと比較せずこのタイヤだけで評価をするなら「値段なりだね」という感じでしょうか。
ブリヂストンのREGNOとトーヨーのTRANPATH、4本で2万円程の価格の開きがあります。この差を安いと思うか高いと思うかは使う人の思惑ですが、私はもう今にでもブリヂストンに戻したい。そんな気持ちで一杯です。兎に角長距離を乗る時は数百キロを走り続けるのが殆どですから、このタイヤのノイズ、振動等は本当に疲れます。いや、このタイヤは普通でREGNOが良すぎると言う事なのでしょう。そう思えてなりません。


アイフル

消費者金融のアイフルに対し、金融庁は強引な取り立てなどが問題として、新規貸し出しなどの一部業務を停止する命令を出す方針を固めたそうです。
アイフルについては「法定限度を超える金利を払わされた」として集団訴訟も起きており、その集団をまとめる弁護士は「業務停止を高く評価する」と言っているようです。

私はとても不思議に思います。確かに返せなくなった時にヤクザまがいの取り立てが来て嫌な思いをした。というのは出来れば勘弁して欲しいと思います。しかし、彼らの仕事は金を貸す事で、貸した金を回収する事はその仕事の一環です。金を借りるだけ借りておいて返せないと言う方に非があるんじゃないのでしょうか。普通の会社で納品だけしてお金を払えないと言われたとしてもヤクザまがいの取り立てをする事はないでしょうが、取り立てが出来なければ会社は潰れてしまうでしょう。そうなった時、その社員は「相手も事情があってかわいそうだよね」とにこやかに笑って納得するでしょうか。消費者金融から金を借りるって言うのはある意味切羽詰まった時で「返せるかどうか判らないかも」と言う時でしょう。そんな事情で借りるのですから、返せなくなった時に取り立てが厳しいのは当然の事でしょう。それは自分の会社なり自分の友達なりに置き換えてみたら判る事ではないでしょうか。
そして、その金利が「法廷の上限を超えていた」と騒ぐ人にも私は疑問を感じます。だって、その人達は「それでも良いから今は何とかかしてくれ」と泣きついたのではないですかね。それが不当だと思うなら武富士でもどこでも他から借りたらいいじゃないですか。どこも貸してくれなくて、それでも良いからと泣きついたのは借りた人なんじゃないですか。それを如何にも自分が被害者のように言っていますが、本当の被害者は「絶対に返します」と借りていったのに踏み倒されそうになっているアイフルの方だと私は思いますよ。
そして弁護士に至っては「そんな違法な金利で借りた金は元金さえ返す必要がない」なんて無謀な事を言っています。そんなんだったら私だって借りたいですよ。無謀な金利で借りて「無謀だから元金さえ返さなくても良い」なら丸儲けじゃないですか。そんなバカな話がまかり通る世の中になってしまったのでしょうか。
法廷の金利の上限が決まっているなら、借りる方はそれを超えると言われた時に断ればいいのです。断りもせず借りたなら責任を持てばいいでしょう。そんな高い金利で貸した方が悪いのではなく、そんな高い金利で借りた方が悪い。どうしてそう言う考え方が出来ないのでしょうね。まぁ金利がそんなに高いと隠していたというなら話は別ですけれど、果たしてどっちなんでしょうねぇ…私は被害しゃぶっている方が加害者に思えて仕方ないのですけれどねぇ…


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