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2005年05月08日(日) 帰ってきました

田舎に帰って見舞いをして来ました。

医者の説明で「盲腸は殆どの人は前を向いているけど、中には後ろに向いている人もいて、前に向いたのが破れた場合腹膜炎となり猛烈な痛みを伴うけれど、後ろ向きのはそんなに痛みを伴わない。」ということを初めて知りました。
父親の場合、その後ろ向きだったことと、最近腰を痛めて腰、おなかの辺りに常に激痛が走っていたことでこれも盲腸などではなく、只の腰痛と勘違いして我慢していたので盲腸が破れて腹に膿が流れてしまったのだそうです。破裂してからも時間が経っているので膿が固まってしまっていたため、盲腸だけではなく大腸と小腸の一部も切り取って縫合する大手術になりました。私は腹膜炎になりかけすれすれで手術をして、その先生が名医だったので盲腸の後は殆ど目立たない3cmくらいの傷しかないのですが、父の場合小腸や大腸も切除して縫合するというがん患者への処置と同じ事を行ったため傷口は30cm以上の大きな派手なものとなってしまいました。もしかしてガンの可能性もあるそうです。そしてもしガンだった場合末期症状と言うことらしいです。そういう覚悟もしておいてくださいと医者には言われましたが、一応私の一族ではガンで死んだ人はいないので楽観的に考えておくことにしようと思います。

新聞を休止したり、連絡すべき人に連絡をして、着替えを用意したりして病院を数往復して、あとは付き添いに来てくれている親戚に挨拶をしたり、父親と話をしたりしてあっという間に時間が過ぎました。

盲腸が破れて膿が出て、それを抜くために腹にドレン(排水管)が4本ついています。退院までおよそ1ヶ月掛かる感じです。しかし、本人は至って元気なので私たち(兄弟)は親戚と看護婦さんによろしくと挨拶をして帰って来ました。今日の帰り道は多少渋滞するかと思ったのですが、全く渋滞はありませんでした。自宅の方へ近づくに従って運転マナーがどんどん悪くなるので「帰ってきたー」と実感したくらいですかね…

掲示板などにメッセージをいただいた片には篤く御礼申し上げます。メールはノートパソコンが壊れているので読むことができていないので返事が明日以降になるかもしれません。
とりあえず帰着報告まで。


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