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2004年10月25日(月) 頑固は治るのか / 被災地にはこんな悲劇も / EXILIM S100の事 / 山手線

自宅で仕事をしているのですが、まぁそれがよくないのは重々承知していますけれど、ついテレビなどをつけっぱなしにして仕事をしていて、興味がある番組などはつい仕事を後回しにしてテレビを見てしまったりします。

私自身芸能オンチですし、基礎もないジャリタレタレントの出る「ドラマ」、判りやすくするために大げさな起承転結を用意してありえないストーリーにする「ドラマ」を見るのがとてもいやで、かなりメジャーなドラマも見たことが殆どなかったりする訳です。っていうか、若かりし頃は仕事が滅茶苦茶に忙しくて(当時は残業して家に帰ったらもう深夜の2時とか、そういうのが普通だったんです)、テレビを見ようにも深夜番組しかなく、皿にその当時は電力不足で深夜番組まで中止になっていた時代だったりもした訳です。他の会社の人たちや友達が「あのドラマ見た?」なんて話はまるで海外の話のように現実味のない話に感じたのも事実です。ただ、自分の仕事が忙しくなくても、ドラマを見たりはしなかった事でしょう。同様に音楽も音程すらまともに取れない歌手の歌う歌、歌詞を聞かせようとする歌は苦手でしたので、日本の歌は殆ど聴きませんでした。ところがある時からそういう歌もありで良いじゃんと思うようになったんですよね。そう心を入れ替えて聞くと日本にもいい歌がたくさんあったことがわかりました。というか、まぁ当時の流行の歌はその当時あちこちで耳にしていたんですよね。でも、自分が意固地になって否定していただけなのかな。何年も何十年も経ってからそのCDを借りて音楽を聴いてみると「懐かしい」と言う気持ちになった訳ですよ。まぁそんな事で目からうろこ。生理的に受け付けない歌手(マツダセイコとか)はいますけれど、まぁ下手でも何でも懐かしくて良いんじゃない?と思うこの頃な訳です。
そして、最近テレビの方でもそういう現象がありまして、まぁ数年前に「渡る世間は鬼ばかり」なんていうのを見て、無理やり見て、やっぱりこれは私にはダメだと認識した。そういうものはありますが(何度も言いますけど、あんなに店先で醜いいい争いをしている店が、そんなに流行るかね。いや、豊島園にそういう店がありましてね。行く度に楽しくない気分になるんですよ。でもおいしいから、そして周りに他に店が少ないから、仕方なく行くって店はあります。だから「絶対ありえない」とは言いませんけれど、余りにも「信じられない(信じたくない)」ことが多すぎです)、例えば最近はCXの「ナースのお仕事4」とか、結構惰性で見ているんですよね。「くだらねー」と思いつつ、まぁまぁ気軽に見る娯楽だったらこれで良いじゃないの。肩も凝らないし。そんな感じですよね。

自分自身を見つめると、多分に「頑固」なんですよ。視野が狭くて、自分が思い込んだことを容易に変えない。一番「質の悪い」頑固のタイプだと思います。で、このまま歳をとるとね、もう嫌な爺さんになっちゃう訳ですね。それは嫌だなと、多少は人の話も聞く耳を持つ爺さんになりたいと思うんです。って考えながらすることが間違えているようにも思いますけれどね。

でもね、「西部警察」?あれはだめ。絶対にまともに見られない。「ありえねー」の連発で楽しむに至りません。「石原軍団?いい年して軍団? ぷぷっ」ってなっちゃうだけですよ。プロレスと一緒で、その「ありえねー」を楽しめるように慣れないとダメなのかな。これはものすごい高い障壁です。越えられる日が来るんでしょうかねぇ…


被災地にはこんな悲劇も

豊岡や出石の台風被害もかなり大きかったのに、その後の新潟中越地震ですっかり話題に上らなくなってきました。新潟の被害も大変ですが、出石はまだ水がひかないところもあるそうですし、出石や豊岡の方も含め早く何かしらの対策を講じて欲しいと願っているのですが、小泉さんはのんびり東京映画祭に出席だったそうで…トップに立つものは瑣末な小さなことにうろたえず全体を把握して動かす。と言う意味ではそれはそれで良いんですけれどね、でも手前が被災地に降り立つ事はしなくても、早急に災害対策本部を作るなり、指示をするなりポーズは撮ってほしいものですね。「優秀な部下が全てお膳立てをしてくれる。それが政府と言うものだ」というのも格好良いけど、優秀とは思われていませんから。残念!

とまぁ一吼えした後で、不謹慎な話で申し訳ございませんが、最近オークションであれこれ細々したものを売買しております。で、良くオークションの終了間際に値段を入れて、できるだけ値段が釣りあがらないようにして品物を落札しようとする人たちがいる訳ですが(自動延長を設定しているオークションにまで間際に入力するのはやめてほしいものです)、今回の被災地には、そうやって落札する事を狙っていたのに、この災害の間に入札できないまま終っちゃった人もいるんでしょうねぇ。逆に出品していたのに、そのもの自体壊れたりなくなったりしたなんて人もいらっしゃる訳で、まぁ当事者にとっては「剃れどころじゃない」ってことでしょうけれど、自分の出品したものについての入札履歴を見て、その人たちの心理を想像していたら、ついついそちらにまで妄想が広がってしまった次第です。読み流してください。


EXILIM S100の事

CASIOのEX-S100を手に入れて一ヶ月が経過しました。
ほぼ毎日、計約700枚の何かしらの写真を撮っています。

某巨大掲示板では、このS100は人気がないようです。
少し前に発売されたZ55と言うEXILIM ZOOMの新型の方に人気がシフトしていて、それよりその一世代前のZ40などが値段もこなれて一番良いという感じみたいですね。
そして、大きな川の流れとして「S100は暗い(F4かF8しかない)のは致命的」として使えない。価値がない。と言う評価がされています。
でもねぇ、私はそうは思いません。乱暴に切り捨てれば、「たかだかコンパクトカメラになにをどこまで求めるのか?」という事です。そりゃ、理想はコンパクトで、画像がきれいで、使いやすくて…と何でもありだったら良いですよ。でも、コンパクトカメラとは何かを割り切って小ささを追求するものじゃないんですかね。あれもこれもが欲しければ一眼レフタイプにでもしたらいいのです。
私がZ55ではなくS100を躊躇なく買ったのは、それがEXILIM 「CARD」だからなんですよ。多少の画質の悪さや暗さなどより、EXILIM ZOOMにはないこの薄さ。これだけで十分買う価値があるんです。理想を言えば、これで沈胴式ではないズームだったら最高でした。いや、本当EX-S2のようにズームのない短焦点だって良かったんです。Z55は折りたたみ式携帯電話と同じ程度の厚さです。十分薄いというかもしれませんが、私にはこれは「分厚すぎて使い物にならない」厚さです。「胸ポケットに携帯電話二つとデジカメが収まること」その条件を満たすカメラを探していて出会ったのが初代のEXILIM EX-S1でした。そしてEXILIMに求める条件は今でも変わっていないのです。計帯電話ほどもある分厚いEXILIM ZOOMは私の選択肢にはありません。

もう一度書きますけれどね、コンパクトデジカメですから、どこかに何かの割りきりが必要なんです。多分大多数の意見として「画質がいい事」が第一条件になることでしょう。でも、私はそうじゃないです。マニュアル撮影もできないし、レンズも暗い。でも、ベストショット機能をうまく利用すればそれなりの、いや、期待以上の画像を撮る事ができます。画像はそれで十分です。「画質が良ければうれしい」ですが、それよりなにより優先するのは、「毎日どこへでも持って行くことが苦にならない」と言うことです。どんなに画質が良くても、その時そこにカメラがなければ何にもなりません。そして、このZ55とS100の数mmの厚さの違いが、毎日持って歩きやすいかどうかに重大な差をもたらしているのです。毎日持ち歩く気にさせてくれて(一ヶ月殆ど毎日何かを撮影しているという事がその持ち歩きやすさを証明しています)それなりの画像が撮れるS100は本当にすごく良く出来たカメラだと私は思いますよ。


山手線

少なくとも今から15年前、東京山手線のラッシュ時の電力供給は新潟県の山本山ダムと言うところで発電して供給していました。ええ、今回の被災地小千谷にあるダムです。
まだ変わっていないとしたら、電力供給は大丈夫なのかな?と思っていたのですが、特別な報道はなかったので大丈夫だったんですね。そちらの送電関係は壊れていなかったのか、他から電力を供給できたのかわからないですが、混乱がなくて何よりでした。


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