The Green Hills of Earth

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2004年10月17日(日) 映画 / DVD

最近昼間の息抜きに「ナースのお仕事4」の再放送を見ていたために、今日は「ナースのお仕事ザ・ムービー」なんてものを見てしまいました。
単純に流し見るならこんな映画も良いですかね。何よりもいいと思ったのは、俳優と声が一致していると言う安心感でしょうか。外国物の映画を見るにあたって私が一番嫌なのは日本語吹き替え版を見る事です。吹き替え版にも賛否両論あって、家事をしながら、他の事をしながら流しておいても音だけでストーリーを追えるから良いんだという意見もありますし、更に字幕では字数の都合で表現しきれない言葉も吹き替えでは表現が出来ると言う意見もあるのですけれど、私はだめです。本来の役者の声と声優の声がおなじ訳でもないし、本来の役者が演じている感情なりを正確に表現している訳でもないので、どうしても違和感を感じてしまうんです。それが日本の映画なら、その演技がどんなにうまくとも、逆にどんなタコでもその人が演じているすべてを見ることができるので、ある意味安心できるんですよね。まぁ余りにもイタイ演技に目を覆う事も多いですがね。

今回の映画でも、絶対にありえない!と思うことが何箇所もありました。分かりやすくするために大げさに表現をして、その結果ありえないものになっていると言う感じですね。まぁもともとそんな大仰に構える映画じゃないでしょうから、そんな事に目くじらを立てる必要もないのでしょうけれど。言い方が悪くて申し訳ないですけれど、こんな映画で「興行収入が…」とか言うんですかね。これは単に「ストーリーの必然性もなく、こっちも適当に作るからそっちも適当に見てくれや」的映画ですよね。その程度のものが一流の映画と同列に扱われるんですか?本当にそれで日本の映画は大丈夫なの?と私は言いたいんですけれど…
なんかね、小学生か幼稚園の野球チームが、おなじ野球なんだからプロ野球と同列で語ってくれって言っているようなものじゃないんですかねと思うってことです。
いわゆるハリウッド映画は、制作費も膨大で、豪華なセットを使ったり、高級車や飛行機を惜しげもなく壊したりしていますけれど、そう言う事だけに金を使ったらおなじ映画が出来るかと言うと、そうじゃないと思います。結局はね、破綻のないストーリーと言うものが大事なんですよね。行動には必然がある。その重なりがストーリーなんですよ。「何でそこでそんな事をしなければならないの?」と疑問に思われるような事があったらそのストーリーは失敗なんです。制作費のもっと多くをもっとまともな脚本を書くために使ってほしいと切望しているんですよ。わざわざ字幕を読まなくても、日本語で楽しい映画を見たいなぁと私は思うんですけれどねぇ。まだまだあと100年くらい待たないと、明るくて楽しい日本映画はできないんでしょうかねぇ。
この映画を見て、B級映画としては楽しめた。後はしっかりしたストーリーを携えてA級の楽しい映画を作ってほしい。そう感じたんですよ。応援しているんですからね。


DVD

(中古とは言え)新しいDVDプレイヤが内に来て(link)早一ヶ月。

最初の数日はDVDソフトを見たりもしましたが、20日間ほどは電源を入れてもいません。今までのプレイステーション2だと、再生している途中でノイズが入ってしまったりして見られなくなった部分があって、それが解決したであろう事はうれしい事なのですけれど、結局この稼働率だもんなぁ…やはり\4,500での中古購入は正解だったようです。


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