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2004年09月30日(木) 悪者のイメージ / ニュースから / 物干し

先日、ライブドア社長が出演したテレビで、仙台市民にとったアンケートの結果が発表されていました。「ライブドアと楽天、仙台に来て欲しいのはどっち?」との設問に55%の人が「ライブドア」と答え、楽天と答えたのは18%でした。

決まりの上では早い者勝ちではないのですけれど、早い時期から近鉄買収などプロ野球進出に意欲的な態度を撮り続けていて、近鉄買収が無理なら新球団を。そしてそれを仙台でと筋の通る筋書きを通しているライブドアに対し、突然プロ野球進出を宣言し、最初は自分の地元だからと神戸を希望とし、それがダメとなったら長野と仙台という「イメージ」の楽天では、やはり市民の感情としては楽天には良い印象を持たないのではないかなと思います。
先日、私は「仙台を二社で取り合う事はせず、楽天は新潟を中心とした日本海近隣の県を集めてチーム作りをしたらどうだろうか」という案を書きました。競合するのは商売の常ですが、客あっての商売と言う意味では、ライブドアが仙台ならこちらは日本海でと矛先を変え、その上でそれを黒字転換して活性化できた時、その評価は「ライブドアは読める市場だったけど、楽天は一から切り開いてきた素晴らしい企業だ」と言うものになったのではないだろうかと思います。しかし、残念ながら、今回の件で楽天のイメージは「悪者」となってしまったのではないでしょうか。なんとなく割り切れない感じだけが残ってしまいました。


ニュースから

ニコン和解金160億円勝ち取る
ニコンがステッパ(半導体製造用露光装置)の特許を侵害されたとして訴えていたオランダのASMLなど2社が3年ほどの係争の末、160億円のクロスライセンス料(ニコンの特許の使用料)を支払うという事で和解をしたようです。

よくある事ですが、片方が「特許侵害をした」と訴えると、訴えられた方も訴えた相手に対して「そっちが侵害をしている」とお互いを訴えあう泥試合になるものですが、この二社もそうだったようです。ステッパの世界ではニコンが世界のシェアの44%、ASMLが36%、キャノンが19%程を締めている状態です。その1位と2位が日本、韓国、米国などでお互いを訴えあっていたというのですから、まぁ何とも規模の大きなガキのケンカをしていたんだろうと思いますね。

タイヤ脱落事故で三菱元部長ら無罪主張
2002年1月、横浜で起きた三菱製トラックからタイヤが脱落して母子3人が死傷した事件に対し、「事故の予見は不可能」と無罪を主張したと言う事です。

感情的には「三菱のトラックがリコール隠しなどしていなければこんな事にはならなかったのではないのか」と言う意見に流されそうです。事故の被害者達はそういう気持ちで一杯でしょう。しかし、果たして今回の被告、元市場品質部長と元同部員はその全責任を負うべき立場にいる人なのでしょうか。
先日死刑になった宅間守のように怒りの矛先がその個人、まぁ乱暴に言ってその両親程度までにしか及ばないものなら、その責任の所在も明らかですが、今回の三菱のように会社をあげてリコールを隠していたような場合、会社といっても会社自体に意識がある訳ではありませんから、それを指示した部署およびその責任者がいて、それにみんなが従ったと言う事で、部長「ごとき」がその責任を負える事かというと私には甚だ疑問に思う訳です。そして、今回のこの事故は品質管理部長以前にリコール対象の不良を隠し続けた事に一番の責任がある訳で、そういう意味ではこの2人も被害者であるといえるのではないかと思える訳です。まず、リコールを隠し続けたことの責任をしっかり追及して、その一環としてこのような事故への補償を三菱に行わせるというのが正しいんじゃないのかなと私は考えます。

先日、「三菱自動車は再建可能」と言うテロップをどこかで見ましたが、再建する必要があるんですかね。今のこの事故だけではなく、突然の出火や、ニュースにはなっていない不具合が原因の事故はたくさんあったはずです。その責任と言う意味では「死刑」企業解体が妥当なんじゃないんですかね。これだけ長年にわたっての被害者の出ている不正がお咎めなしで再建に向かうというのは正しいんでしょうかねぇ。


物干し

日中に洗濯をしてお日様の元に干す。これが洗濯の王道かなと思うのですが、残念ながら我が家の庭のすぐ先はかなり交通量が多い道路であまり外に干したい気分にはなりません。シーツなどの大物を仕方なく干す程度ですね。で、普段は室内用の物干しを使って干す訳なんですけれど、室内用物干し台を使っておられる皆様におかれましては、どのようなものをお使いになっているでしょうか。
私は6本程棒がわたっている幅×奥行きが100×75(cm)くらいの枠高さ80cmほどの足についているものを愛用していました。多くの室内物干しは支柱から円形に物干しの棒が延びるか平行棒の形をしています。その形が多いと言う事は、その形を多くの人が望んでいると言う事なのでしょうけれど、私には不満なのです。形の割りに多く干せない感じがするのです。そして出会ったのが先の物干し台で単純なすのこ状の物干しですから狭い範囲で結構な量が干せます。ずっと愛用していたんですけれど、昨日洗濯物を干そうとしたら、いつもは腰の高さほどにある物干し台が膝下くらいに沈んでいるんです。何ぞやと見てみたら、足が折れてしまっていました。足は日本の細い円柱が左右から十字に交差しているだけのものなんです。多分私が洗濯物をたくさんかけすぎて、耐荷重を超えていたんでしょうね。もったいない事をしました。この物干しは、確かダスキンの人が持ってきた通販に載っていたものなのですが、その手の雑誌はその後見ていませんし、まだこの商品があるのかも疑問です。そんな訳でインターネット上で物干し台を探してみました。そして見つけたのがこれです。(link)
今私が使っているものと形も似通っていますので使いやすかろうと思うのですが、値段が高すぎるのと最大幅「175cm」と言うのがとても気になります。もう一つ条件に会うものがあるんですよ。多分同じメーカーのこれ。(link)値段は聞いて驚け36,750YENです。両側を広げると195cmにもなります。置ける家はよほどの豪邸でしょうね。私は別にイタリア製にこだわっている訳じゃないんです。木製にもこだわっていません。ただ、こんな形の物干しを探しているだけで、こんな形のはこの二つしかないんです。物干し「如き」に万単位の金をかけるのはどうも面白くないのです。そんな訳で昨日、対策を考えました。物置部屋にはサーバーに使っているパソコンやプリンタなどを載せているファングルと言う鉄製の組み立て棚と、折りたたみ自転車Bronptonを乗せている棚があり、その間に物干しを置いていたのです。そこで、新聞などを縛るナイロン紐を持ってきて物干しの枠をヒモで棚に縛り付けて見ました。とりあえずうまく固定できたように思えますので、暫くはこのままで使っていようかと思います。いや、使ってみると、今までの状態では少し高さが足りないなぁと不満もあったので、ヒモで少し高い位置に吊るした今のほうが使いやすさを増しているんですよね←負け惜しみ。どこかに同じような形で安いもの売っていないですかねぇ…



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