つらつらきまま


2012年12月23日(日)
いや、春の声をふきかけてあげる


私が通っていた高校は校区が広くて約8割の生徒がバス通学だったが、朝の交通ラッシュの関係でバスの到着時間がマチマチだったことから、朝はホームルームをカットして8時50分スタートだった。
 そんな中「学校が近いことの何が良いかといえば、ポンキッキーズを最後まで見てから登校しても間に合うことだ」と豪語する友達がいた。
 私はポンキッキーズを見終わってから家を出ると完全にバスに間に合わないし、わざわざビデオに録画することもなかったが、

 「♪パーパラパッパパパ パーパーパパッパパパ(×2) おはようさ〜ん 皆さん準備はいいですか〜?「はーい!」 行きますか〜! 元気〜! 勇気〜! ポンポポンポポンポッキキーズ」
 というCMはやたらと見かけた上に、そのノリの良さと軽さはいまだに耳に残っている。

YouTubeを色々視聴していたらふと上記のCMを思い出したので検索してみたら、CMそのものは無かったが、原曲の動画が見つかったので視聴してみたら…凄くイイ(・∀・)。

 ANI(スチャダラパー)、TONPEYS(現:かせきさいだぁ)、BIKKE(TOKYO NO.1 SOULSET)、四街道NATURE、脱線トリオ、JUDO、ナオヒロック&スズキスムース、イシグロ(キミドリ)、クボタ(キミドリ)、BOSE(スチャダラパー)、THE CARTOONS、渡辺俊美(TOKYO NO.1 SOULSET)、ナマロイ(A.K.A. ナマルマン)&ヒラノブラウン、が各々パートを歌って繋いで行くのだが、最初のANIからかせきさいだぁの部分や、最後の渡辺さんの「♪なつかしいはずの あの夏の声で 今も変わらず またささやいてきた 冬の歌声を 聴かせてくれだって いや、春の声を 吹きかけてあげる」の部分が特に好きで、何度も繰り返してしまう。
 2010年のライブでは、渡辺さんは息子さんの登生くんと一緒に登場していて、登生くんの成長具合から、過ぎ去った時間の長さを改めて思い知る。

他の曲も聞いてみたいとTSUTAYAに行ってみたら、何枚か貸出し中。
 この狭い街で私以外に今頃スチャダラパーを聞きたいと思った人間が別にいたのかといささか驚いたが、「スチャダラ外伝」と「CAN YOU COLLABORATE」を借りて来た。
 「今夜はブギーバック(smooth rap)」の小沢健二バージョンとハナレグミバージョンを聞きたかったことと、グループ魂とコラボした「勃発!バンド内抗争/グループ魂にスチャダラパーまで」を聞きたかったことが、選んだ理由。

 「今夜はブギーバック」は色々な人がカバーしたバージョンが豊富だが、オリジナルの小沢健二のバージョンが、smooth rap、nice vocal共々一番しっくり来ると思う。
 「勃発〜」は、中村屋まで出て来て最高の一言。



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