2007年09月14日(金)
麗しき連帯感
とうとうクサノさんが違う班に異動する日が到来。
今回の異動に関しては納得行かない面々が大勢であるため、異動に伴い席も移動しなければならないクサノさんが荷物をまとめていたら方々から
「クサノさん、その本オレが持つよ!」
「クサノさん、私、台車持って押していきます!」
「クサノさん、パソコンの設定優先してやるんでいつでも言って来てください!」
「クサノさん。僕今から会議出るんだけど、クサノさんが席移る時は部下に手伝うように言ってるから遠慮しないで声掛けてね」
「クサノさん...」「クサノさん...」
と、今回のアホ異動を強行させたアホ部長とその一味以外は一致団結してクサノさん応援モード。
ここにフォークギターがあればみんなで円陣組んで
「君の〜ゆく〜道は〜」
なんて唄いだしそうな感じ。
席が移ったあとも、
「クサノさん、みんな待ってるからすぐ異動願い出して戻ってきなよ!」
「クサノさん、仕事は今までの机でやったら?籍は移したからといって、席まで移す必要なんてないよねー。ばっかみたい」
「クサノさん、これからも一緒に仕事やろうね。クサノさんがいないと困るもん」
と、アホ部長が後ろにいるというのに揃いも揃ってガン無視。
アホは苦々しく思ったみたいで仏頂面だったが、全員知らん顔。
帰り道
「私さ...こう言っちゃなんだけど、今日ほど自分が愛されてるって思ったことはなかった」
としみじみクサノさんが言うので
「そうですよ、みんな、クサノさんのこと好きですよ」
と返事をした。
私がこよなく愛する漫画「バカ姉弟」の
「信じてくれ。いい大人もいる。冷たい人ばかりじゃないよ」
「わかっています...」
の件が浮かんだ。
また「バカ姉弟」を1巻から読み返している。
もう再開しないのかな。
絶対載ってないと思いつつも毎週「ヤングマガジン」の目次をチェックし、がっかりしながら閉じることにも慣れてしまった。
慣れたくないのに。