2007年06月08日(金)
ヘデクパウダー
毎日新聞が「呼び名で分かる:地方CM編」という特集を組んでいて、我が長崎県は「みろくや」と「ヘデクパウダー」。
この記事を読んで
(えっ、ヘデクパウダーって地場産業だったのか!?)
と驚いた。
胡散臭い名前だが、「ヘデクパウダー」は頭痛薬。
“ク”を“ル”に変えてわざと大声でこのCMソングを唄う子が私の小学生時代には必ずいたが、今もそうだろうか。
このご時勢に黒線入りまくりのフィルムCMを今でも流しているが、1970年からずっと変えていないとか。
十一の奈良漬と並んで、昭和40年代からいつまでも抜け出せないCM。
ローカルCMは、外に出てみて初めてその変わり具合が分かることが多い。
私が福岡に来てたまげたのは五月人形のCM。
桃太郎と金太郎がお互い向かい合っているのだが、いきなりブツの見せ合いっこをおっぱじめ、「お互いがんばろーねー」なんて暢気に声を掛けて終わるのだが、初めてこれを見た時は(がんばろーねーって、オイオイ何言ってんだ!?)とかなりポカーンとした。
でも福岡に生まれ育った友達によれば「あれが流れ出したらもうすぐ5月やね〜と思う」と、ただの風物詩の一つに過ぎないらしい。
福岡はこの記事にも載っていたが、雪うさぎやら博多ぶらぶらやらまだまだ逝かない天国社やら、個性が強いCMの宝庫。
成海璃子ファンのタナカさん(同僚)、昨日の食わず嫌いに彼女が出るので楽しみにしていたが、ぽっちゃりしてきて何だかがっかりだったよと嘆いていた。
サンボマスターのボーカル似のタナカさんにぽっちゃりだのがっかりだのと成海璃子も言われたくないだろうと思いつつ、あまりにタナカさんが嘆くので、ついつい「成長期なんですよ。あの位の年頃の子ってすぐ太ったり痩せたりしますよ」とテキトーな感じで慰めたら「そっか、そうだよね。役作りかもしれないし。彼女、凄く役作りするんだよね〜。凄くハマるんだ」と、すぐに復活。
あぁ良かったと思ったら横から後輩くんが「病気の役をするから痩せる、とかいうことはあるかもしれませんけど、太るための役作りってありますかね?女相撲ぐらいしかないですよ」と余計なことを言い、「そうだよね…、ただの自己管理の甘さかなぁ…」と再び落ち込むタナカさん。
(私)「あっ、でも、テレビって実際より太って見えるもんですよ」
(タ)「本当!?(もの凄く希望を持った口調)」
(私)「鶴瓶さんがそうでしたもん!実際見たらあの人顔ちっちゃいですよ〜」
(タ)「何だ、鶴瓶か(心底がっかりした感じ)」
(私)「何だとは何だ!」
(後輩)「まぁまぁ。あっ、でも鶴瓶って27時間テレビで裸なってましたけど、痩せてるというよりなんか貧相な身体でしたね」
(私) (オマエまで言うか〜っ!←心の叫び)
終業5分前だったとはいえ、チト遊び過ぎたと反省。
小堀ブログを見て(あれ、サニムってもう終わったの?)と思ったがまだのようで安心。
@ぴあや笹塚ファクトリーのサイトを見ても発売日の気配なし。
もうそろそろの筈だが。
明日のウォーキングは予報が「アウトドアは避けた方がよい」というので延期に。
計画者は雨天決行なんかものともしなさそうな人なのでこの決断は意外だったが、家に帰って天気予報を見ていたら、なるほどあの決断は英断だった、と尊敬。
うちの会社では中々お目にかかれない頭がキレる人なだけある。