つらつらきまま


2007年06月05日(火)
欲しいものは手に入れるの

普段やらないことを偶々その時やったことで道が開けた、ということが私の場合割とある。
 ちょくちょく書いているけれども、7年前の夏、飲み慣れぬ酒を飲んで酔っ払ってしまって中々寝付けず、テレビを点けたら、偶々FBSで丁度2丁拳銃がゲストだった「いろもん2」が始まるところだった。
 この時、部屋のテレビのチャンネルがTNCとかKBCだったら、今の私はいなかった訳である。
 当時は2丁拳銃の存在はロンブーの番組で見る程度だったし、当たり前ながら鶴瓶さんにもハマるどころかかすりもしておらず、第一ウンナンがMCを降りてからの「いろもん2」は興味の対象外だった。

 それなのに、チャンネルを替えることなくそのまま見続けた。
 見続けるうちに(…もしかしてこれが“ハマる”というものか?)という気がしてきた。
 パズルのピースとピースがぴったり合うように、ネタの感じと自分が好きだと思うツボがぴったりと合ってぐんぐん押されるようだった。
 後に素面の時に、改めてこの回のビデオを見たけれども、シンデレラのガラスの靴とは違い、魔法、というか酔いに騙されたことは無いことが証明され、今に至る。

さて、今回道が開けた“偶然”。
 それはオークション。
 別に落札したいものがあった訳ではなくて、(今検索したらどんなのが引っ掛かるんだろう)という他愛無い興味に過ぎなかった。
 「鶴瓶」と入れて検索キーを押してずらずらっと出て来たのが「先行販売・鶴瓶のらくだ」とあるチケット。
 (な、何〜っ!)と慌ててこの言葉でググったらば、なんと、この落語会専用のHPが出来ていてしかも5/29から先行販売中。
 ナイスだ、伊藤園(伊藤園がスポンサー)。
 これからは「六条麦茶」より「むぎちゃむぎちゃ〜」と粘っこいナレーションでお馴染みの伊藤園の麦茶、「生茶」や「若武者」より「お〜いお茶だ」。

 チケット委託はローソンチケット。
 青山寄席の前例があるにも関わらず、@ぴあのプレリザーブやe+の先行のみ頭が行き、ローソンチケットはノーチェックだったこの1週間を悔やみつつも立ち止まってる暇は無いので、速攻嘉穂劇場と歌舞伎座を確保。
 完了してホッと一息ついたのでざっと見たら、ゆくゆくはブログも開設予定のよう。
 メールすら覚束なさそうなイメージの鶴瓶師が…と思いつつ、鶴瓶さんが落語に目覚めて間もない頃に、落語家・笑福亭鶴瓶の存在に気づいた自分の幸福をしみじみと噛み締める。
 にんまりしてしまう。
 何故そこまで…と自分でも謎だけど。



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