つらつらきまま


2006年12月15日(金)
クレージー37歳


世界のナベアツを見に仕事終わりでシアターモリエール。
 久しぶりに自分の本来のフィールドにいるような。
 何せ、予定が入っている来年のお笑いも1月の拳(GU)以外は全て落語という状態。
 結局あちこちで絶賛されている百式2006のフライヤーも手に入れることはおろか現物を見てもいないまま日曜日を迎えてしまう。
 どうにも最近の私はぐだぐだというかダメだ。

 話を戻して世界のナベアツ。
 これがFandango!やDVD化されることがあれば、その英断を下した人はよほどの大物だと言い切れるほど、狂った世界満載だった。
 このライブをしている人が「笑っていいとも!」なんていう日本の平和なお昼の象徴的番組の構成をしていたというのはとてつもない冗談のような気もする。

 何せ、衝立越しとはいえ舞台上に37歳男性が素っ裸で立ってるコーナーがあるイベント。
 明らかに高貴な方をモデルとしており、時代によってはその筋の人を敵に回しかねない不敬罪感満載のコントもあった。しかも再演。
 「魔王」の大熱唱やカッコイイ男10段実技披露は見事なまでにステーンと滑っていた。
 ブラインドタッチで「世界で一つだけの花」の歌詞を入力させたら一行目から真逆の意味の歌詞になるというミラクルにはお腹が痛くなるほど笑い転げさせて貰った。

 私はジャリズムの第一期時代には間に合わず、そんなに熱心なファンという訳でも無いので、よく分からないところもあった。
 でも、解散後ずっと渡辺さんは作家でいくだろうと思っていたから、あの渡辺鐘(解散当時の表記)の舞台を見て色々感想をいえるというこの状況は凄い贅沢だと思う。
 渡辺さんがどんなコントを作るかということを知っている人以外は中々誘いにくいものではあるけれど。

写真週刊誌の熱愛スクープの見出しを見て何気なく手に取ったらハチミツさんの記事だった。
 ご本人もライブで交際宣言なさったみたいなので書くけれど、ハチミツさんの名前を見つけた時、何故か(でかした!)という思いが浮かんだ。
 何様だと思うけれど、事件の当事者とかいうものでこういう雑誌に載ったら暗くなるが、恋愛はめでたい。

M-1グランプリ2005の再放送があるそうな。
 毎年やってたっけ?
 あまり再放送にそぐわない番組だと思うけれど。
 ちなみに「M-1グランプリ」と聞くとGO!GO!7188の「恋の毒薬」が連想で浮かんで来る。
 
 >とても楽しみで背中ゾクゾクするのよ
 >あなたの言葉に笑い止まない

 は漫才を見ている時のこちらの気持ちそのもの。
 
 >神様は大キライいつも裏切るから
 >でも今日だけは見えない何かにすがってる

 は決勝進出メンバー発表や決勝の審査結果を待っている時の気持ちにぴったりだった。

 >次の日目が覚めたらきっとあなたは
 >私のことが忘れられなくなる
 >そんな冷たくしていられるのも
 >あと数時間足らずなのに

 の部分は、ダークホース的存在だったのに一夜明けたらブレイク…という状況に似てなくもない、なんて聞く度に思う。
 
 GO!GO!7188には申し訳ないけれども、こういう勝手な思い込み含めて私はこの曲が好き。
 
 



 Written and  arranged by  seri   || スキン by エンピツスキンニュース++