つらつらきまま


2006年12月08日(金)
不定期・2006年を振り返る


今年は「上半期の東京ダイナマイト/下半期の笑福亭鶴瓶」
 に尽きる。

 まずは「東京ダイナマイト」。
 2004年のM-1は見てなかったし、ビジュアルがどうも私が好きな系統の芸人のようには思えなかったこともあり、どちらかというと食わず嫌いだった。
 唯一持っていた情報といえば、小堀さんがハチミツ二郎さんを好きらしい、ぐらいだった。

 毎年新しい人にハマっているが、これまでは他の人のブログや雑誌記事等から(この人達、私が好きそうな系統のネタやってるんだなぁ)とある程度の事前情報を得ていて、実際見てみたらやっぱり好きな系統だった、という入り方だったけれど、東京ダイナマイトは芸風に関する事前情報を全く持たないで見てハマった、という珍しいパターンだった。

 だから、4月28日のチハラトークに東京ダイナマイトがゲストで出た時も至って普通のテンションで最初は舞台を見ていたが、終演近くには身を乗り出してトークを聞き、帰り際は(ますおかに惹かれて取ったとはいえ、明日のお台場でやるますおかと東京ダイナマイトのイベントチケット取っておいて良かった〜!ありがとう、あの時のミーハーな私!)と、自分で自分に礼をのたまうほど心を奪われながら家路に着くほどだった。
 松田さんの突き抜けているボケと、ハチミツさんの冷めているけれども拗ねてもヒネてもいないツッコミがかなりツボにはまり、(あぁ〜、好きな芸人がまた一組増えた〜)と、ネタを知る度に嬉しくなった。
 8月の「東京ダイナマイト祭り」は2丁拳銃はゲスト出演したが、先輩である2丁拳銃が後輩の東京ダイナマイトについて「ファンです」「大ファンです」なんてコメントしていたのをCS放送で見た時、後輩にそういうことを言える先輩、先輩にそういうことを言わせる後輩、の両方とも好きで良かった、なんて思った。

鶴瓶さんにハマることがあるとは自分でも思っていなかったけれど、笑福亭鶴瓶落語会をきっかけに、(私には一生分からない)と思っていた落語の面白さや魅力が徐々にだが分かるようになり、それがなんともいえず嬉しい。
 落語、それも上方古典落語に対する興味はますます募るばかりで、文献、CD、DVD、ビデオ、レコード、カセット…と関係するものはなんでも見つけたい。
 一つでも多く、噺を聞きたい。



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