つらつらきまま


2006年11月01日(水)
メガネ男対決


チェックしたのは3ヶ月ぶりだ。

偶々(久しぶりに見てみようかなぁ)と思ったのだ。
だから、クリックするまで知らなかった。


まさか。

まさか。

ローソンチケットで「第五回青山寄席 笑福亭鶴瓶落語会」の追加席が発売されているとは!


夏頃、アジカンの幕張メッセライブを@ぴあのプレリザーブで取った。
 11月11日はアジカンの幕張メッセライブを見に行くつもりだった。
 そのために「フィードバックファイル」も買ったし、家から幕張まで経路検索もしたし、なんならライブ後に混雑する電車で帰るのはしんどいかも、と幕張メッセ付近のホテルまで探してたのだ。

 ローソンチケットドットコムを見るまでは。

 それでも(11日はアジカン!)と決めていたから、12日の昼公演に行こうと検索したら、“予定枚数終了”とつれない文字が。

 (…ぴあにはもう無い。
  でもローチケにはある。
  ということは、ということは…。
  ウン、つまりはそういうことだ)


10分後、アジカンを好きな方に

 「11日の幕張メッセライブ、私の代わりに行ってくれませんか?実は鶴瓶さんの落語会の追加チケットを取っちゃいまして…」

 と打診メールを送る私がいた。

この顛末を友達に言うと

 「メガネの男ぐらいしか共通点無いやん!」
 「何で鶴瓶とアジカンを天秤に掛ける必要がある?そして何でアジカンが鶴瓶に負ける!」
 「急性鶴瓶中毒、もしかして悪化してない?大丈夫?」

 と、かなりの総すかんである。
 タイムマシンでプレリザーブに当選した頃に戻り、当選お知らせメールに喜んでいる自分に「それ、アンタ笑福亭鶴瓶落語会に行くから譲るんだよ」と教えても一笑に付すだろうなぁ。
 (私がそんなことする訳ないやん)と。
 運命って分からないものだ。

電車に乗ってたら、朝も早い内から発泡酒片手に見えない誰かを相手に演説を行っているオジイがいた。
 最初向かいの席にツレがいるのかと思ってそちらを見たが、皆目を伏せて他人のフリを決め込んでいるので、違うことが分かる。

 演説の端々に、どうもこのオジイは現実と理想の間を彷徨ってらっしゃることが分かったので、私もなるべくオジイのターゲットとならないようにしていたが

 「大体な〜、今の若いヤツぁなぁ、根性が足りねぇんだよ、なぁ!
  オレなんて、若い頃は東京ドームでホームラン何本も打ってた、つーんだ。
  それは努力したからだ、そうだろう!」

 という訴えには、心中

 (嘘やーん!なわけないやーん!世代的にそこは後楽園だろ〜)

 とツッコンでしまった。

 私が降りる頃、来期はソフトバンクに移籍して心機一転頑張ると豪語していた。
 開幕までこれを覚えてたら、野球中継、ちょっと注目しとこう。
 ソフトバンクでこのオジイが何をするのかは分からないが。



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