2005年01月15日(土)
切ない目覚め
樅野さんの日記とか、寝る前に何人かと交わしたメールの内容などが影響しているのだと思うが、「2丁拳銃が解散する」夢を見た。
いやぁ、今まで見てきた全夢の中でも10本の指には入りそうなほど、切なさや寂しさに溢れた夢だった。
全体的に灰色の夢なんて、26年生きてきて初めて見た(私は今までカラーの夢しか見た覚えがない)。
灰色のクセして、細部がリアルに出来た夢でして。
昨日の日記に
>続々創刊されてるお笑い雑誌も、2丁拳銃やハリガネが結構載っていても買わなくなった。
と書いた。
それが夢の中で<解散発表前にインタビューを受けた最後の雑誌>を見つけ、思わず衝動買いした私が財布から出したのは新1000円札だった、とか(実際、今財布に入ってる)。
公式HPに挨拶動画がアップされてると聞き、見ようとするんだけどもどうしても信じたくないというか、見たら事実を認めなきゃいけなくなることがとても嫌で、とても怖くてクリック出来ない、とか。
私が今抱えている実生活の不安もいくらか投射されてると思うが、それにしても嫌な夢だった。
目覚めた後もしばらく寝ぼけていたから、
(嫌だ、嫌だ。いなくなるなんて嫌だ、嫌だ。1人1人も好きだけど、2丁拳銃がやっぱり好きなのに)
と悲しみに打ち沈んでいたが、だんだん頭が冴えてきて
(ん…?あれは夢だったぞ。ということは…現実じゃない!)
ということにやっと気づき、気分が持ち直した。
<夢だと思いたかったのに夢じゃなかった>現実は、へらへらな人生を送っている私もそれなりにいくらか経験した。
厳しい現実に突き落とされた時は、その厳しさが取り除かれた夢を見る。
(あぁ、良かった。あれは夢だったんだ)と、とても幸せな気持ちになる。
その気持ちのまま目が覚め、(あぁ、違う。やっぱりこっちが現実なんだ)と気づいた時の、どうしようもなさは底なし。
チャイマのファンの中には、喪失感ややりきれなさが消えないまま、1日をどうにかこうにか過ごしている人がいるかもしれない。
私は、チャイマを深くは追いかけていなかったから、解散にショックを覚えながらも、どこかで諦めることが出来た。
けど、これがニチョやハリガネだったら、やっぱり冷静に処理出来そうにはないと思った。
夢の中でさえあんなに動揺したのだから、現実になったらどうだろう。
1つだけ、「それは絶対に無い」と断言出来るのが、「解散を機にサイト閉鎖」。
それだけはやらない。
活動がないと更新は出来ないが、サイトを閉じると、その人達がやってきた活動が現実世界のみならずウェブからも消えてしまう。
それがどこか切ない。
<無期限更新休止サイト>にはしても、閉鎖はしない。
そんな中、チャイマの足跡を現実の形にしようと運動を始めたサイトをチチモメンの日記で知る。
こういう運動にはリアルでもネットでも乗ることが少ない私だが、形を1つでも多く残すことに異論は無いので、乗っかってみた。
署名運動は数がものをいうものだけど、誰も彼もがやみくもにすれば良いものではないと、個人的には思っている。
その運動に興味を持ち趣旨にも賛同できる方の数の多さが、その運動に力と意味を与えるものだと思う。
「第二公園」→「チチモメン」→「1月13日」に詳細とリンクが載っているので、興味をもたれた方はそちらをご覧になり、自分で考えたことを実行してください。
私が責任を持てるのは私1人分だけです。