2005年01月18日(火)
月曜放送だけど「にっちょび!」
「小堀 にっちょび」なんていう検索でここにたどり着いた方がいらっしゃった。
というわけで、テレビ埼玉では1週遅れの「小堀夫妻inにっちょび!」がどんなものだったかというと(写真日記の方にちらっと書いたが)、 それは、
放送開始2分で早くも(なんじゃ、コイツ!)と呆れてひっくり返ってしまうほどに。
放送が進むにつれて拳を握る力が強まるほどに。
(も〜、今度の金曜日はカラスにつっつかれてろ)とか
(ブサイク、ブサイク言われても我慢しろ!それぐらい何や!)
など、ファン感情ゼロのツッコミを入れ続けてしまうほどに。
全面的に“サイテー”な60分だった。
いやはや。
亭主関白でわがままで生活のあらゆる面でだらしがなくて。
そのレベルは並のものではなく、さだまさしが見たら降参しているだろう。
フィクションを超えたノンフィクションがある、と。
それらの再現映像に出ているのは本人なので、視聴者のムカツキ具合は急速に高まっていく。
見れば見るほど(何でこんなエエお嫁さんがこんな目に…)と、見てるこちらが泣きたくなるようなエピソードが満載。
ライブではハープやら何やらを10本ぐらい客席に投げたりするなど、<自分がカッコ良くなる>ための気前は良くても、それ以外はゼロのようで、お金もぎりぎりしか渡してもらえない奥さんはフリマで洋服を買っているなんて。
今後、2丁拳銃のイベントのチケット代の半額は吉本興業ではなく小堀さんの奥さんの口座に振り込めるようにならないだろうか、と考える始末。
この番組、出演夫婦は10万貰えるのだが、今回は最低でも9割は奥さんが貰って欲しいと切に願う。
頼むよ、関テレ。
見方を変えれば、赤の他人には分からんが奥さんだけは分かる何かが小堀さんにはあるんだろう。
そう考えないと、奥さんが不憫すぎる。
小堀さんが最低であればあるほど、視聴者やファンが奥さんを見る目は温かなものになるので、それはそれで良いのかもしれないけど。
これを見たら、小堀さんを一発殴りたいとは思っても、奥さんにやきもちや嫉妬は覚えないだろう。
感謝はしても。
殺伐と進む中、オアシス的存在だった央人くん。
収録中、ずっとご機嫌な感じでおしゃべりをしていた。
もう少ししたら、はっきりぺらぺら喋り出して会話が出来るようになるんだろうなぁ。
すっかり男の子。
1歳の誕生日に小堀さんがルミネに連れて来た時も思ったけど、あまり人見知りをしないみたい。
珠代姉さんが近寄ったら、嬉しそうに、にこ〜っと声を上げて笑っていた。
最新の会報でも思ったが、だんだん顔の下半分がパパに似てきたと思う。
今のところ、上半分がママで下半分がパパ。
瞳がくりっくり。
遺伝子って不思議というかよく出来てるなぁ。
五木寛之の本を久しぶりに読もうと、「生きるヒント2」をぱらぱらめくっていたらしおりがはさんであるところに目がいった。
(何でここに…?)と思いつつ目を走らせていたら思い出した。
(2丁拳銃ぽいなぁ)と思ったフレーズがあったからだ。
>大きな希望を抱いた心の深い底には、重く暗い絶望の闇がある。
>なによりも笑うことが好きな人は、人に見せない涙を隠しているにちがいない。
>美しい物語をつよく求める者は、恐ろしくみにくい生の赤裸々な姿をその目で見た者ではないか。
(五木寛之 「生きるヒント2」 角川文庫 P139−P140より引用)
“なによりも〜”の部分は修士さん、“美しい〜”のところは小堀さんが浮かぶ。
「にっちょび!」の小堀さんに共感や魅力を覚えることは皆無だったが、小堀さんが作るものは好きなので、私は芸人の小堀さんとその小堀さんが作ったものだけをこれからも見ていこう。
それしか無いわ。
今抱えている仕事のひとつがリサーチレポートなので、集計結果を色々と分析す日々だが、今日上司から、
「せりさん、統計好きみたいね〜。見ていて伝わるわ〜」といわれた。
先週、方法がさっぱり分からず「変化率 出し方」とググったなんて、とてもいえない私だった。
去年の今頃は、“酔いどれコホリン”なんていう面白いものも見ることが出来ていた福岡も、劇場が閉鎖されてからはめっきりとゲストライブが減り、3月はとうとうゲストゼロ。
もし今も福岡に住み続けてたら、Fandango!に入っただろうなぁ。
うめだのFCに入って月イチぐらいで大阪行ってたかも。
それか、これを機にお笑いから足を洗っていたか。
うちのチチによれば、最近は人力舎芸人が割と福岡でライブをやってるらしいが。
そんなうちのチチは「北陽の伊藤さん」が新たにお気に入りらしい。
可愛らしいと。
娘の私すらよく覚えていない北陽の2人を「伊藤さんと虻ちゃん」と顔と名前を一致させて覚えている51歳。
さすが、私のDNAに半分組み込まれた人ではある。