2004年01月12日(月)
ハの字型
1じ3じ&4じ6じへ行って来た。
優待券や招待券を頂いたので。
1じ3じの前説はバッドボーイズ。
福岡にいた頃はソロライブをやっていた彼らだけど、ルミネでは前説。
前説をやらせてもらえていることだけでも凄いと思う。
今月、東京で初めてのソロイベントをやるようだから、ぜひとも頑張って欲しいな。
(なら、見に行けよ)と、いうことにもなるが、そうはいかない事情もあるので、応援だけに留めさせてください。
4じ6じにライセンスが出てたが、やっと違和感無く最初から最後まで見ることが出来た。
嘗て、井本さんはボケできっしょい女装もしていた、なんてことは今となってはプレミアがつく思い出だろうか。
ちゃらんぽらんさんは「1じ3じ」にも「4じ6じ」にも出ていたが、お客さんの反応にカルチャーショックを覚えた。
「ちゅ〜とはんぱやな〜」。
ちゃらんぽらんといえばコレ。
なのに、ルミネではこのフレーズを言っても、客は何のリアクションも示さず。
1じ3じはウケてたが、4じ6じは客と芸人の間に微妙な距離があり、中々埋まらない。
「ちゅ〜とはんぱやな〜」を言っても反応は中途半端。
ネタをしながら、大西さんが
「客が怖くて、相方の方しか見れない」
と言った。
いわゆる「ハの字型」漫才。
自信が無い漫才師は、客ではなく相方の方ばかり見ながら進めるので自然とハの字型になる、というもの。
「関西ではここウケるんですよ」と何かにつけ言い始めた。
そして、
「ネタが今日のお客さんの年齢に合わん。
若い子ばかりやもん。
漫才の勘が鈍ってる訳やあらへん。
明日のNGKなら大丈夫や。今日のことは忘れよう」とも。
年齢か…。
ネタ中の発言とはいえ、妙に哀しさを覚えてしまった。
年齢や出身地や住んでいる土地などをウケない理由にされたら、どうすることもできない。
自分でどうこう出来るものではないから。
私は今日のちゃらんぽらんの漫才は、面白いと思った。
それだけに、ネタ中のこの発言は、ちょっとだけ残念な気持ちになった。
4じ6じはロンドンブーツ1号2号、極楽とんぼ、といわゆる「テレビでおなじみのあの人」が出ていた。
私はあまのじゃくなので、テレビに出てる人にあまり興味ない。
しかし、「テレビに出てる人を楽しみにしてやってきた人の反応」には興味深いものが多々あった。
たとえば、私の後ろに座ってた人はロンドンブーツの、それも淳さんのファンだったようで、
「私の前に座ってる人は、みんな私のライバル!淳は誰にも渡さない!」
と、中々面白いことを言っていた。
何でそこまで自信たっぷりに思い込めるのだろうかがとっても不思議。
勘違いのエネルギー炸裂といったところ。凄かった。
そして、極楽とんぼのネタは相変わらず私は合わず…。
“漫才”かなぁ、あれって。
オチにはびっくり。っていうかあれはオチなのか?
ワッハ上方のページを昨日眺めていたらどうしてもいとこいさんの追悼展示会を見たくなったので、ハープ教室が休みの来月、急遽来阪決定。
決め手はうめだ花月の芝居もんがプラン日で、且つ前売指定が残っていたこともだが。
伊丹の友達の家に泊めてもらえるので嬉しい限り。
私とその友達の間で異常にブームである「バカ姉弟」。
私はこれを見たさに月曜日はヤングマガジンを立ち読みしている。
「平成15年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞」と何だかどでかい賞をいつの間にやら受賞していた。
とうとう日本政府からも褒められちゃってるよ、バカ姉弟。
2月6日には待望の第3巻が出るらしいんで楽しみ、楽しみ。