2003年03月20日(木)
無責任な噂
公式発表がされていないことに関しては呆れるぐらいの噂が乱立する。
恋愛関係はその典型だろう。
伝言ゲームのように
「〜さん結婚したいんだって」というのが
「〜さん結婚したんだって」に変わり挙句の果てには
「〜さん、もうヨメも子供もいるんだってよ」になってしまうことは珍しいことではない。
友達同士で無責任に噂を語り合うのは構わないけど、
(何でそれをネットにかきこみをするかね?)
と首を傾げるような内容を時々見かける。
しかも情報源が
「お笑いに詳しい友達が言ってたから間違い無いです!」
だったら、気が抜ける。
何者なのよ、その友達は。
笑ってしまうしかない噂ならある程度流せるけど、たとえ噂でもムッとすることがある。
思わずモニターにむかって「何!?」と今日叫んでしまった。
キングコングの梶原さんが今月から休養している。
吉本が「体調不良のため」としか発表をしてないから色々憶測を呼んでいる。
詳しい公式発表がされてないからしょうがないとは思うが
「梶原さんが浮遊霊にとりつかれたんで休養してるって本当ですか!?
誰か教えてください!!」
って何よ?
ある掲示板のかきこみでこれを見つけた時私は正直笑えなかった。
梶原さん本人や梶原さんの関係者に対してすごく失礼な話だと思うからだ。
色々憶測を呼ぶのは致し方無いけれど、あまりに根拠と配慮が無さ過ぎる。
「心配してるんやからしゃぁないでしょ!!」という人に聞きたい。
心配してたら何をやっても、何を聞いても良いのか?
その人が敢えてオープンにしていない領域には立ち入らないのが私はマナーであり優しさだと思う。
梶原さんがどんな理由で休養してるのかは休養明けに本人の口から言えるまで待てば良い。
彼は逃げないし消えない筈。
浮遊霊云々は彼の口から聞ければ良いじゃないの。
彼以外の人の口から出ることは真実でもあり真実でもない。
彼自身の言葉で語る日が来るまでじっと待つことも大事。
小堀さん原作/修士さんイラスト、という2丁拳銃的家内工業作品の「出会いのストーリー」第2話。
ますますもって、「コポム」色強し(^^;。
来週辺りイソギンチャクやタクシードライバーが出て来たらいよいよもって「コポムオンパレード」。
昨日寝る時に無性に「超合金」が見たくなったので地上波録画分を見た。
「藤本超合金」だった。
コバ、ハリガネ、村越さん、と偶然にも11期が色濃い放送だった。
--------------------------------------------------------------------------------
子供の頃、8月の晴れた空が怖かった。
長崎は8月になると原爆忌がある。
通っていた小学校は被爆校だったので平和教育に熱心だった。
戦争を知らない子供達にも戦争や原爆の恐怖は刷り込まれる。
1945年8月9日の青空が鮮やかだったから長崎に原爆は落ちた。
また何かあったら長崎に落ちるのじゃないかと怖かった。
小1〜2の夏休みのある日、私は母親に真剣な顔をして聞いた。
「また原爆が落ちたらどうしよう?
一人で死ぬのは怖いし一人で生きるのも怖い」と。
母親は一笑に付すことをせず、「大丈夫よ」と言って私を抱き寄せた。
「日本はもう戦争をしない、ってちゃんと決めとると。
だから絶対に原爆が落ちるようなことはなかと。
仮に戦争があってもお父さんもお母さんも必ず守ってあげるから。
一人にしないから大丈夫よ」
と言い聞かせてくれた。
それを聞いて私はやっと安心できた。
私は、まだ見ぬ将来の我が子に「日本はもう戦争をしないから大丈夫」と言ってあげられる自信が無い。
子供を守ってあげられる大人になった筈なのにおかしな方向に行きつつある流れを止めることも止めようという声も上げない。
子供の頃には想像つかなかった程、私は情けない大人になった。
一番なりたくないタイプの大人になった。