想
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| 2003年11月01日(土) |
ここに書くべきか迷ったけれど/生きている人間は誰だって明日へ踏み出す |
未明、母方の祖父が亡くなった。 昼過ぎからは父方の叔父の結婚式。
よりによってなぜ今日なのか、という考えが、どうしても拭いきれない。
午前4時、 布団の中で考えていたこと。
自分に感情があるということを、かなしみで知りたくはない。
書きたいことはいろいろありすぎて困るくらいだが、 母が出席できない結婚式に、ちゃんと出席するよう言われている。 そろそろ支度に取り掛からなければならない。 服を着替えて、心も切り替える。
****** もう少しで、11月初日も終わりを迎える。
今日は、なんだかんだで長い1日だった。 「あっという間の長い1日」という印象。 こんな感じでも自分の中では矛盾しない。
幸せな人を見るのは、本当にいいものだ。 幸せな人たちの、幸せな時間。 もちろん、集まった多くの人が見えないところでは何かを抱えていて、 それを片隅に追いやることのできた時間、なのだろう。 特に、自分にとっては偶然が重なりすぎた。
****** 実は明日、父から言いつかった任務を果たすために、 僕は朝5時半頃に起きなければならない。らしい。 ので、日付が変わる前には布団に入りたい。
****** そういえば、 結婚式に行くのに不倫の話(『欲望』)は縁起が良くないと思い、 村上春樹の『TVピープル』を読みながら式場へ向かった。 やっぱり、村上春樹には「何か」ある。
もしかしたら、長編をいくつも読んだことがあるせいで、 懐かしいような気持ちにとらわれただけかもしれないが。
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