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2003年11月01日(土)  ここに書くべきか迷ったけれど/生きている人間は誰だって明日へ踏み出す

未明、母方の祖父が亡くなった。
昼過ぎからは父方の叔父の結婚式。

よりによってなぜ今日なのか、という考えが、どうしても拭いきれない。


午前4時、
布団の中で考えていたこと。

自分に感情があるということを、かなしみで知りたくはない。




書きたいことはいろいろありすぎて困るくらいだが、
母が出席できない結婚式に、ちゃんと出席するよう言われている。
そろそろ支度に取り掛からなければならない。
服を着替えて、心も切り替える。


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もう少しで、11月初日も終わりを迎える。

今日は、なんだかんだで長い1日だった。
「あっという間の長い1日」という印象。
こんな感じでも自分の中では矛盾しない。

幸せな人を見るのは、本当にいいものだ。
幸せな人たちの、幸せな時間。
もちろん、集まった多くの人が見えないところでは何かを抱えていて、
それを片隅に追いやることのできた時間、なのだろう。
特に、自分にとっては偶然が重なりすぎた。

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実は明日、父から言いつかった任務を果たすために、
僕は朝5時半頃に起きなければならない。らしい。
ので、日付が変わる前には布団に入りたい。

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そういえば、
結婚式に行くのに不倫の話(『欲望』)は縁起が良くないと思い、
村上春樹の『TVピープル』を読みながら式場へ向かった。
やっぱり、村上春樹には「何か」ある。

もしかしたら、長編をいくつも読んだことがあるせいで、
懐かしいような気持ちにとらわれただけかもしれないが。


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