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2003年11月02日(日)  葬式

今日は本格的に長い1日だった。


いざ故人を前にすると、涙は出なかった。
独りの時なら泣くのに。


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従姉妹(子どもがいるのは2人)の娘たちに久しぶりに会った。
小学生以下の子が4人で、
下の2人、1年生と保育園児は泣かなかったが、
上の2人、5年生と4年生の子は泣いていた。
じいちゃんに可愛がられたことを覚えていたのかもしれないし、
人が死ぬということの意味がわかる年齢になったのかもしれない。
なんとなく怖かっただけかもしれない。

と、書いたところで気付いたが、
彼女らにとって僕のじいちゃんは「ひいじいちゃん」だった。

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故人にぴったりの‘法号’をいただいた。
法号というのは真言宗で戒名を含む6文字のことで、
‘戒名’は実は真ん中の2文字だけを指すのだと、今日知った。

WEB日記に法号なんてものを書くのは妙な気もするが、
「健松由穏(けんしょうゆうおん)信士」というもの。
(ほんとに書いちゃったけどいいのかな・・・。)
故人の性格から「穏健」の2字を組み込み、
88歳まで生きたことから長寿を連想させる「松」を、
さらに俗名から「由」の1字を取ったもの。
すごい!すごいぞお坊さん!ナイスセンス!! と心の中で絶賛。

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だめだ。冠婚葬祭に伴うアルコールに負けて、
ひどい疲れと眠気がやってきた・・・


真 |MAIL