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2003年09月10日(水)  幸せってなんだっけ

ポン酢しょうゆを手にした明石家さんまが浮かんだ人は、
おそらく成人しているでしょう。


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いつからか、自分はずいぶんと現実的に生きている、と想う。
以前の、よくわからない精神世界に生きていた頃はなんだったのか。
あれが青春だったのか。
それとも病気だったのか。
もうごめんだ、という気がする一方で、
なんだか惜しいものを失くしたような気もする。

いつの瞬間も、本当にかけがえのないもので。



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酔っている。

少なくとも世間様の64倍くらい酒に強い人間のように思われているが、
実はそんなことはない。

何を隠そう、いま、缶のチューハイでくらくらしている。
別にチューハイを10缶も空けたわけじゃない。
1缶だ。
1缶で十分すぎるほどだ。

もちろん、人様の前に出ればこれくらい水と同じ。

おそらく、こういう人間がアルコール依存症になるのだろう。
そんなようなことを教わったことがある気がする。

酒を殺して飲むということ。とてもよくわかる。
アルコールがアルコールでないような感覚。
アルコールだと思わなければ何杯だっていけちゃうよ〜ん、という感じ。
一種の自己暗示なのかもしれない。

考えてみると、酒が特別好きなわけじゃない。
独りでいるときにはほとんど飲まない。

そもそも、アルコールに惹かれて酒を飲むわけじゃない。
酒の持つ何か、と言うとわかりにくいが、
それの象徴しているもの、とでも言えばよいだろうか。
酒が何を象徴しているのかを自分の口から語ることは避けるが
(それはほとんど恥を曝け出すようなものだから)、
酒に限らず、「〜の象徴するもの」には、かなり魅力を覚える方らしい。

結局、そんな人間なのでござるよ、拙者は。
(何度も言うが、酔っている。)


真 |MAIL