想
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| 2003年09月09日(火) |
負けている/夜のできごと2つ。/マキアヴェリ |
たぶん、もっと、見なければならないものがあるはず。 もっと、知らなければならないことがあるはず。 逢わなければならない人がいるはず。
なのに、こんなところで立ち止まって、 ここで満足している振りをして、 もしかしたら本当に満足しきって。
明日には、全てが無くなるかも知れないのに。 自分からいつのまにか抜け落ちてしまった危機感。
人を見て、羨んでばかりいる。 そんな自分を、どこかから眺めている冷たい自分。 冷めている、わけではない。ただ、どこか熱くなれない。 何に向かうにも、どこかしら諦めたような、そんな冷たさ。 捨てなければいけないのはこれなのだろうと、気づいてはいても。 冷えた身体を抱きしめるだけの余裕も、まだ捨てきれずにいるから。
勇気も力も知恵も努力も、みんなみんなどこかに預けたまま、 それでもまだどこかにゆけると信じられるだけの、自分が残っている。
*** 勢いに任せると今でもこんなことになるらしい。
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月と火星が重なりそうだった。 平面で考えると大したことない気がするが、 立体的に、月が手前で金星が向こうにあると考えると、 スケールのでかさにちょっと戸惑う。
バイクでの帰り道、道の先にちょうど月が見えたりする。 こういう時、E.T.の自転車のように、 このまま走っていけば月まで行ける・・・という錯覚に襲われる。 下手をしたら田んぼに突っ込みかねないが。
****** タイトルに魅かれて、BS2で映画を見た。 『ぼくが天使になった日』 面白い映画だったし、メッセージ的にも好み。 ああいう類のわかりやすさが世の中には必要だと思う。
それにしても、主演の男の子アレックス・D.リンツが可愛かった。 あれじゃぁ、女の子でも十分通じる。 99年の映画らしいから、まだ中学生くらいなのかもしれない。 俳優を続けていれば、きっといい役者になっているだろう。 楽しみだなぁ。
****** マキアヴェリが思わぬ反響を呼んでいる。 もしかしたら同一人物なのかもしれないが、 「マキアヴェリ」+何か、をキーワードにYahooから何人かの方がご来場。 有益な情報がないどころか、トップに飛ばされてしまっては そのキーワードがどこに出てくるのかすらわからないまま 徒労感だけ抱えてお帰りになったことだろう。 大変申し訳ない。発端は単なる聞き間違いなのに。
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