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2003年09月08日(月)  まだまだ続くよ お祝いは

日記のせいなのか、はたまた「お蔭」と言うべきなのか、
友人たちからの誕生日おめでとうメールが続いている。
ありがたいことでござる。(←これは清水義範の『大剣豪』のせい。)

生まれてからだいぶ経っているが、
未だに「年を重ねること=何かが前に進むこと」だと思える。
何が前に進むのかはわからない。もちろんいいことばかりではないだろう。
それでも、自分が刻々と変化しながら生きているということに感謝できる。
そんな自分は悪くない。
だから、みなさん本当にありがとう。


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年齢と決断。

子どもの頃は、
大人になるにつれて選択肢がどんどん増えて、
それでもズバッと決断できて、
そういうのが大人だとなんとなく想っていた気がする。

実際には、
選択肢だけは一時期、無闇に増えたくせに
よく見るとその大部分がダミーだったと気づいて大慌て。
しかも、子どもの頃は可能性と呼ぶことができたものも
今ではちょっと、もてあまし気味な部分があったりして。
だんだん開かれていくように見えた未来が、
今では少しずつ遠ざかっていくような。

それでも今、目の前に新たに現れた選択肢を、
本物と信じて疑わず、選び取りたいと願う自分がいる。

それも、安易な逃げ道のひとつなのかもしれない。
誰かが言っていたように、結論を先延ばしにしているだけなのかも。
分岐点を増やして、余計ややこしくさせるだけなのかもしれない。


ここはひとつ、冷静にならなければ。


真 |MAIL