-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 ケンジントンと雨

週末のケンジントンは熱い。
夏を目前に、路上で演奏するバンドが急増し
路上だけでは飽き足らず、屋上(屋根の上?)から
Beatlesのルーフトップ・コンサートばりにやってる奴等もいる。
昼間っから葉っぱを吸い、輪になって路上に座る若者・・・
ちょっと待てよ、若者ばかりじゃない。
いい年したボヘミアン達のが多いかも。
ほんと、この地域ほど70年代のヒッピー文化を
色濃く残してる場所は無いだろう。
この日はサッカーの「EURO 2004」決勝で、
窓を開け放ったBarの軒先にも人だかり。

久々に彼女と買い物に出掛け、ジーンズやT-シャツを購入。
RafiはBaldwinのカフェでサッカーを見てるというので
行ってみたが、あまりの人で見付けられず。
いつものパン屋でマンゴーケーキを買い食いし
ブラブラしていたら突然の雷鳴。
空を見たら、雨雲の絨毯が遠くまで敷きつめられていた。
慌てて機材を片付けるバンドマンたち。
俺らも、ヤバイと思って帰宅する。
家に着く5秒前
3・2・1
ドーーーーン!って感じで
水風船を投げつけるように空から雨が降ってきた。
トロントの夏、こういう雨が何度か降る。
嫌いじゃないな。

2004年07月04日(日)
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