-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 拉致事件

イラクで日本人が3人拉致された。
日本は対岸の火事ではないと気づいたかのように
国に「火を消せ!」と詰め寄っている。
ちょっと待てよ。
火を消すための水を送るのは、何も国じゃなくても
送れるわけで、その「水」というのは
自衛隊撤退という一つだけではない気がする。
少なくとも彼ら3人が、イラク復興の力になりたいと
自ら志願してそこへ行ったのだから、
「彼らは敵ではない」
というアピールを関係者や友人達が起こすべき
ではないだろうか?

俺はまず、それを調べた。
犯人達に声明を届けるには、E-mailでも何でも
どの国の、どの放送局へ、誰宛てに送ればいいのかを。
相当探したが、未だに確証をもてる宛先がわからない。
知ってる人は、今こそ公開すべきだ。
でも、とりあえず3人のプロフィールをネット上から
コピーして、いくつかの宛先へ送信してみた。

相手は人間ではなく、悪魔かもしれないが、
自分の国を手助けにきた人々を
人種はどうあれ、殺すということを
他の国民も許すのか。
そいつらが信仰する宗教があるのだとしたら、
そいつらを許すのか。
「彼らは敵じゃない」と伝えることを国に頼むのもアリだが、
民間レベルでできることだって相当あるはずだ。
そういう手間を省いて
何でも政府のせいにするのは虫がいい。

自衛隊の派遣。
今回の拉致事件。
これは決して政府だけの責任じゃない。
国の責任。つまりあんたたち一人一人が
集まった日本ていう国の責任だってことを忘れるな。


2004年04月08日(木)
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