-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 浮遊票をつかめ!

午前中より、ダウンタウンを中心にHYPE TOKYOの営業。インテリアショップやギャラリー、雑貨店、洋服店等にポストカードを置いてもらい、ほぼ1000枚配布完了。カードが足りなくなったので追加注文しなきゃ・・・。

ほとんど歩きっ放しだったのでTakaとオフィスに戻ってから撃沈。いや、でも営業って楽しいね。嫌いじゃない。直に店員と言葉を交わして、反響も直にもらえるし勉強になった。中にはさ、門前払いって所もあったけど、いちいち凹んでる場合じゃないから、断られても「OK、またね!」ってあくまでSmileで通した。

アートと無縁な店に飛び込んだ時に、そこの店員が「店には置けないけど、従業員室に置いてあげるよ」と言ってくれてハッとした。そうだよね、お客さんだけじゃなくて従業員だってターゲットなんだ!と教えられた気分。それからは積極的に店員と無駄話しして、興味がありそうだったらオープニングに来てよ!と言うことを心がけた。

今の世の中、金さえあれば大々的に宣伝も出来て一番効果的だけど、そんなイッパシの一流企業もどきで広告打つことが最良か!?と言われれば、そんな事はない。実際、今日こうやって足で歩いて廻ってやっと「この街でHYPEを開催するんだ」ってことが実感できたし、アートをもっと一般の人にも気軽に楽しんでもらうために、これからも畑を耕していかなきゃ、と決意も新たにできたから。

呼ばなくても会場に足を運んでくれる人もいれば、どんなに宣伝しても見向きもしない人もいる。で、その間には「面白ければ行く」という浮遊票の層がある。その浮遊票の人々にいかにアクセスするか?って部分が一番難しい。まずは今回ポストカードを置いたり、店員からの口コミでその可能性に手を伸ばしてみた。


2002年06月08日(土)
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