-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 秘境のなかの豪邸

夕方から某社長邸でパーティーがあり、出席。そこはトロントから車で1時間のところにある小さなベッドタウン。携帯電話も通じなくなるという秘境のような場所にその社長の豪邸があった。

道路標識には「鹿に注意!」の看板が出てきて、どんどん街頭が減ってきたので合ってるのか不安になったけど無事に到着。
入り口の門から家の玄関までが数百メートルあるし、門番用の小屋とかあって、そりゃもう豪邸なのよ!とりあえず食って飲んでビリヤードして終わったので、何しに行ったのか良く分からんけどね。

その社長とは今年に入ってからの付き合いなので、軽く世間話。そんで家に飾ってある美術品を一通り評論したかな。特に目を引くものは無かったけれど。

意外にもJAZZ・Classic音楽のコレクションが充実してて、そっちの話のほうが面白かった。Yo-Yo-Maのファンらしく、玄関入ると大音量で鳴らしてた。そのオーディオ機器がまた凄い。ン百万するようなスピーカーや、チューブ・アンプが各部屋ごとに設置されてて、Jazz聴くときはこの部屋。Classicはここ。みたいに部屋の特性ごとに別れてて羨ましかった。

まぁ、俺だったらさしずめビートルズ用に分けるかな。ここはジョンを聴く部屋。ここはポール。屋上にはルーフトップの再現したりして・・あー楽しい。

夜遅くなって外に出たら、天の川が見えた。初めて見た!そんで昴(星座・漢字合ってる?)星群も初めて見たし、何と言っても流星が凄かった。俺は2つしか見なかったけど、大体10分に1つづつ落ちてたみたい。トロントだと明るすぎて全然星が見えなかったけど、ここは田舎なんだなぁ、とつくづく思ったね。

あとはホントに鹿が出た。裏庭(といっても東京ドームの1.5倍らしいが・・・)の林へ逃げ込む姿を数人見たらしいのだ。俺は見てないけど。何だろうここは!一体どこ!?自然嫌いの俺も、思わぬ自然三昧にちょっとだけ喜んでみた(笑)

でも、帰る道すがら「俺には住めないな・・・」と悟ってしまったね。老後には良いかもしんないけどさ。結論は”自然はたまに触れるから新鮮!”以上!

2001年11月16日(金)
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