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■ BIG in Japan
トロントから一時間ほど行ったところにCambridgeという小さな町がある。そこで「BIG in Japan」というショウがあった。日本の若手現代美術家5人を招いての中規模のショウだった。キュレイターのキャサリンは日本に6年滞在してジャーナリストとして活動していた女性。
ユキさんと車を乗り合わせて行ったのだが、車の調子も悪く、途中休憩を挟みながらのドライブだったので到着したとき既にショウが終わっていた(泣) 裏の駐車場で日本人らしき人を発見したので声を掛けると、それが参加者の1人である藤原氏だった。せっかくだからとキャサリンを紹介してくれ、閉館後の館内を彼女が案内してくれた。
彼らはどれくらい日本で有名なのかは知らなかったが、キャサリン曰く「Famous!」らしい。さらにせっかくだからと、内輪のパーティに招待してくれたので、そこから数分のレストランへ移動。そこには先に来ていたダイスケ・タケヤとロバートが居たので暫し談笑。遅いので、俺らはもう来ないと思ってたらしい(笑)
それはさて置き、ショウの内容は良くも悪くも日本という温室で育った彼らの精一杯の表現だったと思う。外国ではそれがカルチャーとして面白く映るらしいが、俺にとっては、喜びも悲しみも怒りも何も感じないという奇妙な感覚に囚われた。 作家に色々と聞いてみたい事もあったが、日本人特有のシャイな面も手伝ってか、聞き出す事が出来なかった。
ギャラリー側のキュレイターであるGordonと話していて、彼らの作品そのものよりも日本というカルチャーに興味があるから招待したとの印象を受けたが、日本に住んでいたキャサリンにも同様の感覚があったと思う。 カルチャーを反映させたものが現代美術という定義で語られるなら、誰でも芸術家になれるとも言える。作品を「解説」する必要がある現代美術とは悲しいものだ。
2001年10月13日(土)
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