昨日、東京大学物語という漫画について思い出し「そういえば、東大に入る連中は成績が上位0.1パーセントとか言ってたな」と、とりとめもない事を考え始めた。 「上位0.1パーセントという事は1000人に一人か。そして漫画の中で村上が『自分の周りには1万人の東大生が居る』と言っていたな、という事は1万かける1000で〜」と、ここまで考えたところで親父と弟が帰宅してきた。 考えを中断せざるを得なくなる。 この時、時刻は午後19時半くらいだったと思う。 中断された気持ち悪さを拭う為には、妨害されずに最後まで考えを進めるしかない。その為には、『絶対に妨害されないタイミング』がやってくるのを待たねばならない。 俺はベッドに横になり、息を殺して静かになるのを待っていた。 俺は『妨害される』という事に、トラウマとも言えるほどの恐怖を感じる。 なので、待っている間、まともにものを考える事もしないよう、ただ時間が過ぎるのをイライラしながら待たねばならない。 まず、母親が風呂に入る。 俺は、母親が風呂を出るのを待っていた。 母親が風呂からあがる。しかし、続けざまに、今度は弟が風呂に入った。 俺は、弟が風呂からあがるのを待っていた。 弟が風呂からあがった。 ここで考え事を再開しよう、という誘惑にかられるのだが、それは非常にまずいパターン。 俺が考えを再開させようものなら、すぐさま親父がトイレに入って、音で俺を妨害するのがセオリーだから。 なので、俺は親父がトイレに立つのを今か今かと待っていた。 親父が一度トイレに入って出てくれば、数十分は親父のトイレタイムはやってこない。その数十分の間に、考え事を最後まで切り上げる事が出来るだろうから。俺は完璧を求めてる。もう、途中で妨害されて挫折を味わうのはこりごりであると同時にうんざりだから。 しかし、親父は中々トイレに立たない。 まだか、まだか、まだか、まだか。 ずっと待ち続けているのだが、今日に限って親父が全然トイレに立たない。 多分、ここで『今なら大丈夫そうだな』と俺が考えを再開させようものなら、その瞬間に親父がトイレに立つ、というのがいつものパターン、予定調和となってしまう。それだけは絶対避けたい。 なので、俺は辛抱強く待っていた。何も考えられないままに、イライラしながら。 弟が風呂からあがって二時間くらいした頃、何も考えないようにしていたのだが、ふと俺はここで考え事に走ってしまった。最初考えていた事とは関係の無い、何か別の事だったと思うけど。何を考えたのかは、今ではもうよく覚えていない。 その別の考え事を始めようとしたその瞬間、だ。 リビングのドアがバーン!と空いて、親父がトイレに篭もり出す。 俺は心の中で『ほら来たあああああああああああああ!!!!!!11』と絶叫していた。 やはり、俺が何かを考え始めると、それを妨害するタイミングで親父が動く仕組みになってる。 結局、親父がトイレに立つまで2時間くらい待ってしまった。 そして、親父がトイレから出たその後に、俺は最初とは別の考え事を切り上げて、続けて最初の続きに取り掛かる。 時計を見ると、午後23時半となっていた。俺は、家族に考え事を妨害されて、その考えを切り上げる為に、何も出来ないまま4時間もの時間を無駄にした。それこそ、飯も食べず、PCも触らず、本も漫画も読まず、考え事も出来ないままに4時間待ってた。 これが俺の日常だ。 そして、最初考えていた事を切り上げようと、また考えていた事を頭の中で再現していく。 「そういえば、東大に入る連中は成績が上位0.1パーセントとか言ってたな」 「上位0.1パーセントという事は1000人に一人か。そして漫画の中で村上が『自分の周りには1万人の東大生が居る』と言っていたな、という事は1万かける1000で1000万人。1000万人が大学生?日本の人口を1億としたら、10人に一人が大学生、という事になるのか」 俺が切り上げたかった考え事は、本当にとりとめもないこんな事。 でも、どんな内容だろうが、俺はちゃんと最後まできっちり切り上げなければ我慢出来ないのだ。妨害を受けたのなら、尚更。 しかし、こうして考えを切り上げ、ちょっと一息つこうとしたその瞬間、だ。 弟の部屋から「ブエックショーン!!!」というクシャミが響き、俺は心底ビクつかされた。何しろ、完璧に終わらせる為、神経を張り詰めまくっていた訳だから。 台無しだ。このクシャミで台無しだ。 俺の4時間の努力が全て台無し;;;;;; 「あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 俺は発狂して叫びまくった。 その後、嫌悪感を払拭する為洗面所にいき、ジャバジャバジャバジャバ手を洗う。 これみよがしに、当てつけるように手を洗う。 その後、ドアを力まかせにバターン!!!と閉めて、これにて妨害された事に対する払拭儀式は一旦終了。 また、最初から考え直さねばならないのか。 ふぅ、と一息ついたところ、親父が俺の部屋のドアをガンガン叩き、「ちょっと話しようや」と声をかけた。 またまた台無し。 「うわあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!1」 俺は力の限り叫びだす。 「今俺にその野太い汚い声を聴かすんじゃねえええええええええええええ!!!!!!11」 すると、親父が「叫ぶな!」 俺は「てめえが邪魔せんかったら叫ばんかったわ!!!!!!!!111汚い声聴かすなボケ!!!!!!!11」 すると親父は「人のせいにすんな!!!!」 俺は「事実じゃボケ!!!1てめえが声かけるから叫ぶんじゃ!!!!!あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 親父は「おい!!!」 俺は「あああああああああああああああああああああああ!!!!1」 親父は「叫ぶな!!!」 俺は「ああああああああああああああああ!!!!!!!1」 親父は「だから叫ぶな!!!」 俺は「あああああああああああああああああああああ!!!!! こんなやり取りが7回ほど続いた。 俺はジジイが声をかけて邪魔するたびに叫ぶ、と言っているのに、俺が叫びだすとジジイは合いの手を入れるように俺に声をかけて邪魔をする。 なので、いつまで経っても終わらない。 これもいつものやり取りだ。 俺が「お前が邪魔するたびにやり直す」と言うと、親父は決まって「辞めろ」と言って、俺にやり直しを促してくのだ。 その『辞めろ』という事によって、俺は何度もそれをやり直す、と言っているにも関わらず、こいつは合いの手入れて、俺にそれをやり直させる。 こういうの、『モラルハラスメント』って言うんだよな。 俺の親父は、「やめさせようとしてるんだ」とうそぶきながら、俺の事を苦しめるのが大好きなのだ。 まじ死ねよこの糞ジジイ;;;;;;;;;;; 今日は午後15時頃に目が醒めた。 寝起きから、昨日のジジイとのやり取りが思い出されて、心底胸糞悪かった。 死んで欲しい。 現在午後17時56分。
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