リュカの日記

2007年08月07日(火)

一昨日、メッセであの子の最後のメッセージが送信されたのは、午後22時50分だった。
だから、昨日は午後22時50分までは起きておくつもりだった。
昨日の午後22時50分までは、まだ「あの子とお別れしたのは、まだ『今日』なんだ」となっていたから。
でも、結局いつの間にか眠ってしまって、眠っている間にあの子とお別れしてから24時間目、を過ぎてしまった・・・
今日は午前7時過ぎに目が醒めた。
目が醒めた時には、既に「お別れした当日」ではなくなっていたのだ。

俺があの子から嫌われる事になった要因。
その中で、一番大きな部分を占めていると俺が認識してるのは、あの子曰くの「人の気持ちが分かっていない」という部分。
メッセの子に話してみると、メッセの子から見ても俺にはそういう部分が多々あるらしい。
俺は自然な感じで他人の事を気遣ったり、そういう事が殆ど出来ない。
「大人のアスペルガー症候群」みたいなサイトの項を見ても、自分には多々当てはまっている部分もあるし、看護学校で診療的なものも含めて学んで着たメッセの子に言わせても、「リュカさんはアスペルガーと健常者のボーダーラインみたいなところに居るんだと思います」と言っていた。
こういった部分を、自分では生まれつきのものだと認識している。
でも、俺自身は普段の生活の中ではあまりそれを意識する事自体ないけど。
しかし、そういう事に対して理解を求める事は不可能なのだと思う。
何を言っても言い訳くらいしにしか認識されないだろうし。
俺も、「ただ自分が冷淡で酷い奴なんだ。それ以外の理由は無い」と認識し続けていくしかないのだろうか。むしろ、それ以外の認識を持つ事自体が甘えになるのか。
それとも、あの子の目から見て「俺が以前出来ていた事」を、「今の俺が出来なくなっている」からこそ、ウンザリさせる結果になったのか。
それとも、あの子が旅から帰ってくる以前の時点で、既にあの子は同居人の事を好きになっていて、あの子が「うんざりする」みたいな感じで挙げたそれらの要因みたいなものは、実際には殆ど関係なかったりするのだろうか。
それらを挙げてきたのはただのオマケ、理由付けみたいな感じで、本当の理由はただ単純に「他に好きな相手が出来たから」だけとか。
それはそれで、ご都合主義的過ぎる解釈かもしれないが。
現在午前11時56分。
何が理由であったところで、どうあっても昔のようには戻らない。

メッセの子がログインしてきたので、また色々と話してた。
数ヶ月前の日記でも書いたが、俺の左脚の付け根の部分にはシコリみたいなものが出来ている。
それに気づいた時は、そのシコリは麦チョコくらいの大きさだったのだが、今ではチョコボールくらいの大きさにまでなっている。
先にも触れたが、メッセの子は看護学校で教育を受けているので、今日はその事について話してみた。
メッセの子は「何でもっと早く話さなかったんですか」「今すぐ病院に行ってください」と。
メッセの子によると、リンパ腫である可能性が高いらしい。
しかし、そうは言われても、俺はまったくリアリティを感じる事が出来ないでいる。
一応、リンパ腫であるなら死ぬ可能性もあるらしく、メッセの子には「覚悟はしておいた方がいいかもしれない」と言われてしまった。
それでも俺は病院に行く気にはなれないのだが、メッセの子には「のんき過ぎます!」みたいに言われてしまった。
とりあえず「明日病院に行かなかったら怒りますからね!」とまで言われてしまったので、親が帰ってきたら少し相談してみようと思う。
もし入院になったら、1日も欠かす事なく続けてきたこの日記も、何日か更新が止まるかもしれない。
初めてシコリを見つけた時、「別に死んでも問題ない」「特にやりたい事は何もないし」みたいな気持ちで、放置しててもいいかな?みたいな認識だったのだが、今でもその認識は変わらない。
多分、俺みたいな奴は「半年後には確実に死にます」と言われても、「まだまだ先じゃん」みたいな感じで流してしまう事が出来るのだと思う。
さすがに、死が直前に迫った頃には、そんな気持ちで居た事を後悔し、怖くて怖くてたまらなくなるんだろうけど・・・
今の俺には、リアリティが全くなくて、どこか他人事のように感じられてしまってる。
メッセの子には「リュカさんって根性ありますよね」と言われ、俺は「何で俺に根性があるだなんて思ったの?俺は根性殆どゼロだよ」と。
すると、メッセの子は「ガンかもしれないのに平然としてるから^^;リンパ腫って悪性のガンって事ですからね」と言われた。
俺は「ただ実感が無くて他人事のようにしか感じられないだけだよ」と返事を返す。
メッセの子は「はい^^;」と言った。
現在午後16時39分。

母親に言ってみた。
俺の母親はいつも金の事ばかり言っている。
というのも、うちは一応中小企業の社長という奴なのだが、金持ちとはほど遠い。
社員の給料を払うために、今年は8ヶ月給料カットとか。
だから、俺が「明日受診しに行く」と言っても、「金がかかるやろ」とネチネチ言われ、結局受診しに行く許可も出されないだろうと思っていたけど、意外な事にその答えは「行けば?」との事。
なので、明日俺は大学病院に受診しに行く事になった。
メッセの子にリンパ腫の可能性を告げられてから、あの子と別れたばかりだというのに、今日はあまりあの子の事を考える事が出来なかった。
現在午後22時39分。
あの子が最後に俺にメッセージを送ってきたのは、一昨日の午後22時50分。
まだ、一応あの子と別れたのは「昨日」だという事に出来るだろうか。
まだ48時間経っていないのだし。

現在午後22時50分。
あの子とお別れしたのが「一昨日」になってしまった・・
実質的にも、午前0時までは「一昨日」だけど。

現在午後22時51分。
過ぎてしまった。

明日診察に行くので、久しぶりに風呂に入った。
風呂から上がると、メッセの子から沢山メッセージが入っていた。
「リュカさんはこれから送らなきゃいけないかもしれないきつい生活を自覚できてないんですよね・・・・・・・」「なんでこんな平然としていられるんですか」「本当に辛いと思いますよ;;」「 リュカさんが自覚できないまま入院とかになっちゃうなら俺はすごく責任を感じちゃいます」「あまりにかわいそうです・・・」「本当のこと言うとリンパ腫の可能性高いと思ってます」「もっと自覚してください」「俺のせいで病状について軽い意識しか持たないまま病院に行って右往左往でとんとん検査が進んでいって」「入院の話になって」「辛い治療が始まってって」「それで何が何だかわからなくなって」「そういうことにはなってほしくないです」「本当に辛い生活になるかもしれないって覚悟を持って病院に行ってほしいです。心の準備をちゃんとしておいてください」「今までの自由な生活とは一転して180度全然違う生活になると思います」「リュカさんに精神的に耐えられるのか俺にはわからないです;;」「俺のこと恨むかもしれませんね;;こんな事なら治療しないで死なせてくれた方がマシだったって」「でも目の前にリンパ腫を疑うような人が現れちゃったらその人が生きたいのか生きたくないのか関係なしに俺は教えるしかないでしょう;;」「どっちにしても俺は教えるしかなかったですよ」「どうせ言うんだったらもっと早く言ってほしかったです」
とか。
メッセの子の話しを聞いていると、本当にとんでもない事なんだな・・、と思う。でも、全く実感が沸いてこない。
メッセの子は、「覚悟だけはしておいた方がいい」という事を、何度も何度も念を押す。
「もし違ってたら安心したらいいじゃないですか。でも覚悟だけは〜」と。
でも、メッセの子が凄く心配してくれてるのは伝わってくる。
人の痛みが分かるんだろうな。
多分、メッセの子が示してくれているような、こういう気遣いの部分が俺には最初から欠けていたりするんだろうな、とも思う。
それでも、俺にはいまだに実感みたいなものが沸いてこない。
それに対し、「普通体にこんな異常が出てたらすぐ病院行きますよね。何で自分の事までこんな投げやりなんですか」とか言われてしまった。
メッセの子は、そういう症状だのに詳しいからこそ、その重さみたいなものを捉えてここまで心配するんだと思う。
でも、当の本人の俺には、何故だか実感が沸いてこない。
「これでもか」という程に実感出来ない。
何なんだろうな・・・
現在午後23時28分。


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