リュカの日記

2007年02月09日(金)

ウォークマンで雑音を遮断し、しばらくボーっと考えていた。
昨日の午後23時半頃になり、考え事にも一区切りついたところで、久しぶりにファミレスにでも行って漫画でも読んでこよう、と思った。
部屋を出ようとしたところで、ジャストタイミングで母親とバッティングし、妨害された。
様々な妨害を遮断しての考え事や、それを完遂させて気持ちよく区切れそうだったその感覚が、ありえないタイミングで全て台無しにされたような感じになった。
俺の中の感覚では、あとはこのまま無事に部屋さえ出る事が出来れば、今日一日のその他諸々が全て完了、といったところで。
その後、母親と言い合いになる。
そこへ、親父が帰宅してきた。
俺が母親と言い合っていると、無関係な分際で横からしゃしゃって、俺が母親に何か言う度、ニヤニヤしながら「ほー!」だの「へー!」だのほざき出す。
こいつは、俺と母親との掛け合いに混ざりたくてしょうがないのだ。
それがムカつき、俺は「俺はオカンと話しとんじゃ!てめえの見せ場なんて作ってやるつもりねえから!横からしゃしゃってくんじゃねえ!」みたいな事を言う。
全く、この豚野郎の思う壺だ・・・
これにより、ジジイは喜び勇んで参加してきた。
俺に罵倒を向けられた事により、自分も参加資格を得られたのだ、とばかりに参加してくる。
糞が・・・・
俺は、母親にジャストタイミングで妨害された事が気持ち悪くてしょうがなかった。
なのに、このジジイがそこに参加してくると、俺にとっては更に妨害の追い討ちになるのだ。
そして、ジジイはそれが俺にとって追い討ちになるのだ、という事を充分に理解した上でしゃしゃってくるのだ。
母親の前で、自分の『見せ場』を作りたいが為だけに。
こいつは自己顕示欲の塊だ。自分の存在を誇示したくてたまらないのだ。
たとえ、それが俺にとってどれだけ迷惑で、ストレスを被る結果になろうとおかまいなしに。
いや、むしろ俺がこいつの自己アピールによって苦痛を被るからこそ、それを踏みにじってまで我を押し通そうとする自分自身のその様に、『男らしい』と悦るのか。
俺は何とかジジイを無視する事にして、更に母親との話を続ける。
しかし、そんな俺の耳元で、ジジイがここぞとばかりにがなり続ける。
うぜええええええええええ!!!
俺はブチギレ、「なんやねんてめえ!そんなに登場人物に加わりたいんかい!」と言う。
ジジイは「お前病院行け」みたいな事を、ニヤニヤしながらほざきだす。
俺は「よかったな〜、ジジイ。完璧お前が主役やん!必死で加わろう加わろう頑張ってたもんな。お前の望みど〜りや」みたいな事を言い返す。
ジジイは「ちょっと話しようや」とほざく。
『はあ!?』だ。
俺は母親と話してた。
なのに、何でこいつと話し合い?
無関係な分際で横からしゃしゃってきただけのこいつと、何で俺が話し合い?
何で、こいつによる自己顕示の場を設けてやらなければならないの?
まるで、自分自身がこの場の主要人物ででもあるかのように、こいつは俺に、こいつと話し合う事を要求するのだ。
ふざけんな!!
しかも、こいつの言うところの話し合いなんて、毎度決まって茶番劇。
最初に提示された話題について話し合い、俺がこいつに反論し、こいつは言い返せなくなる度はぐらかし、ばつが悪くなるとすぐに「学校どうこう」その場の話題とは全く関係のない、最も俺を責めやすそうな話題に無理やり転換するだけだ。
最初に提示されていた話題について、俺が反論する度、単発的に「わからん、わからん」ほざくだけで、何度も何度も、嫌になるほど俺に同じ事を説明させてグルグル回し、俺に対して全く言い返せていない分際で、他の家族に対して「自分は真正面からちゃんと対応できているのだ」という事を示そうとする。
そんな、こいつ一人の自己満足でしかない儀式行為、自慰行為に俺を付き合わせようというのだ。
何が話し合いだ。
俺は邪魔された事が気持ち悪くてしょうがない。
こんな豚野郎と関わる事自体が気持ち悪くてしょうがない。
なので、今回は「言い返せもせん分際で、別の話題に転換したり終始逃げに転じるだけの分際で何が話し合いじゃ!」と、こいつによる自慰行為の申し出を断った。当然だ。
俺はウォークマンをかけ、両耳を塞いだ状態で母親との話し合いを続ける。
まず俺が喋り、母親が何か言いそうになるとウォークマンを外してそれを聞く。その時、ジジイの気持ち悪い声が耳に入るとやり直し。
もう一度ウォークマンをかけ、耳を塞いで母親に意見し、母親が返答しそうになるとまたウォークマンを外すのだ。
俺は、「この豚野郎の醜い声が入ったらもっかい最初からやり直し。もっかい答えてもらうからな」と断りを入れているにも関わらず、それでもジジイは俺がウォークマンを外すたび、その瞬間に俺の耳に自分の声を挿入させる。
ジジイの妨害が入る度にやり直し、と分かっていながら。
このジジイは、「踏みにじって我を通す」という事そのものに、この上もない愉悦を感じる下衆野郎。
こんなやり取りを嫌になるほど繰り返し、何とかウォークマンを外している間に、ジジイによるノイズを入れず母親の返答だけを拾う事に成功。
その後すぐさま、俺はウォークマンを装着。
チャラにはならないが、とりあえずやっと成功。
その後、俺はジジイに「ほんま、てめえは見た目も心も豚野郎やな!てめえの醜悪な面見る度に俺の意識が汚されるんじゃ!」みたいな事を言った。
ジジイは、俺に「明日テストあるやろ〜、ちゃんと勉強しとんかい〜」みたいな捨て台詞を、ニヤニヤしながらほざきやがった。
この豚野郎は、傲慢で俗物で矮小野郎であるが故に、どんな形であれ、俺に対して「見下す立場」を樹立させたいのだ。
俺はイライラしながら家を出る。
この矮小なジジイの矮小な自尊心の為に、俺は更に追い討ち妨害を受けたのだ。
家を出た後、ジジイのいやらしさにはらわたが煮えくり返ってしょうがなかった俺は、マンションの廊下で「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」と思いっきり叫んでしまった。
とりあえず、最初に妨害を受ける前にファミレスに行こうと決めていたので、ファミレスに向かう。
店員は俺の同級生だ。子供の頃、よく一緒に遊んだ奴だ。
以前店を訪れて、その店員が同級生だと気づいた時に「久しぶりやな」みたいな挨拶を交し合ったけど、それ以降は何度俺が来店しても、完璧に客と店員の関係だ。
こっちも向こうも、よそよそしく敬語で話す。
俺は一人でくつろぐ為に着ている訳だから、その方が俺としても助かるけれど。
とりあえず、そのファミレスで夕食とデザートを食べた。
その後、セルフサービスのドリンクを何度もおかわりしながら漫画を読んだ。
だけれど、その間もずっとジジイに対する怒りでたぎっているような状態が続いた。
1時間半ほど店に居座り、その後俺は家に帰った。
本当は、家に帰った後に試験勉強をするつもりでいたけど、あのジジイはさっき俺と言い合った時、俺に試験勉強を促した。
勉強するつもりでいたのに、あんな豚野郎に促されたんじゃ、勉強しようにも胸糞悪くてしょうがない・・・
店に居る間もムカつきすぎてまともにくつろぐ事が出来なかったし、そこで落ち着きながら色々と考える事も出来なかったし、家に帰って勉強しようにも胸糞悪い。
あのいやらしい豚野郎の為に、俺の予定がメチャクチャだ・・・
本当に、殺してやりたい。
現在午前3時11分。
今でもかなりイライラしている。
あんな豚を、この日記の登場人物に加える事自体、日記が汚されてしまうようで抵抗が出るけど、このムカつきの沈静化を図る為、やむなく吐き出す事にした。

昨日からの徹夜明け。
今日は試験があるので、フランス語の勉強をしていた。
勉強中に「elle est(エレ)」という言葉が出てきた。
意味は「彼女達は」
この言葉に関連付けて、またE君が女共によってたかってやられまくった、という現実が思い出されて、どうしようもなく気分が沈んだ・・・
途中、あの子がメッセに現れて、数日ぶりに色々話した。
少し、辛い気持ちが薄らいだ。
時間になったので、俺は家を出て学校に向かった。
試験を受けた。思ったより、答案を埋める事が出来たと思う。
この試験では、60点以上取らなければ単位が取れない。
自己採点だが、ギリギリで60点以上は取れたと思う。
試験が終わり、家に帰った。
現在午後13時49分。
意識がまどろんできたので、そろそろ横になろうと思う。


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