リュカの日記

2007年02月07日(水)

今日は午後13時過ぎに目が醒めた。
12時間近く眠ったと思う。
E君は女共の元から逃げ出したけど、結局、それでも既に手遅れだったんだな。3日間も監禁されてて、色んな事をやられてしまって・・・
そんな事を、ボケた頭で考えていた。
何か、普段よりショックが薄い。
少し麻痺してしまってる。
何をどういう気持ちで捉えていいのか、分からなくなってきた。
現在午後13時24分。

2月5日から春休みだ。
しかし、試験があるかもしれないので俺は学校へ向かう。
今日の授業は2時限目から5時限目のはず。
寝起きから数時間ボーっとし続けていた俺は、5時限目の時間になり学校に到着。
5時限目の教室に行くと、はやり無人で鍵まで掛かっていた。
掲示板を見に行く。
フランス語の再試験受講者一覧みたいなところに、俺の名前が記されていた。
どうやら、以前受けた試験で合格点を取る事が出来なかったらしい。
2月9日に再試験が行われるらしいので、また勉強しておかないといけないな。
掲示板を確認した後、俺は学校を後にした。
あの子が再び俺の前に現れる前。
俺は、ずっとどこかで「もしもまたタイプの男の子との良い出逢いがあったとしても、こんなに気持ちが薄れてしまって、再起不能なまでにグチャグチャで、もう以前のようにタイプの男の子の存在に対して死ぬほど喜んだり、そこまでの感動を感じる事は出来ないだろうな」みたいな懸念を抱く事が多かった。
そして、今その懸念が現実のものになっているのだ、という事を実感する。
そんな事関係ないか。
それを言い訳にしてしまうと、それもまたショタコン野郎特有の卑劣な自己正当化に繋がってしまう。
俺は昨日、自分自身の覚悟の無さによって、あの子を幻滅させてしまった。
また、俺自身も自分自身の覚悟の無さを改めて痛感し、自分を恥じる気持ちが強くなり。
それまで抱いていた信念や価値観、また、それらを『正しい』感じる強い自信、そういったものが根底から崩れ去ってしまったように感じる。
何か、今日はあまり何かを考えたり感じたりする事が出来なかった。
自分の心から色々なものが抜け落ち、消えてしまったように感じられ。
今まで自分の内側にデフォルトで存在していた感覚を、思い出せなくなってしまった。
俺は、現実に自分が行動する、という事を極端なまでに避けてしまう。
何でここまで避けるのだろう。
なんか、やたらと避けてしまう。
積極性や行動力が殆ど無い。
強さを求めればいいのだろうか、とか。
外交性を高める為に、表層的な自信を求めなくてはならないのだろうか、とか。
力を得る事により、自分の内に下らない慢心が生まれてしまい、弱い立場に居る人間を善悪の別なく意味無く見下し。
外向的になる事で、物事を深く考え感じる意欲が失われ、ノリやステータスだけを軸にした軽薄人間になってしまう。
そんな恐れや不安も強いし、事実今まで強かった。
でも、そんな考えを持ってたところで、いくら分別をつけたところで、大事なところで行動できなきゃ意味が無い、か。
確かにそうだな。
ただ言い訳を列挙しているだけに過ぎない、とも感じてしまう。
そんな事を考えていた。
なんか、昨日までの自分と比べ、今日の自分はえらく頭が悪くなってしまっているように感じられる。
自分自身を形成する芯、みたいなものがポキッと折れてしまったのかな。
学校帰りに地元のスターバックスに寄り、コーヒーを注文する。
コーヒーを飲みながら、ずっとボーっとし続ける。
コーヒーを飲み終える。
一度店を出て、タバコを吸う。
吸い終わった後、また店に戻ってコーヒーのおかわりを注文。
そこへ、数日ぶりにメッセの子からメールが着た。
「昨日Cが来たに違いないんですよ。Cの気配みたいのをかなり強く感じて。声も姿も見たわけじゃないんですけど部屋の中でCを感じたんですよ。気のせいじゃないんです。その時A君と弟もいっしょだったんですけどなんとあの瞬間にみんなしてほぼ同時に気配を感じたんですよ。俺がCの気配がする!って心の中で思ったらそれと同時に弟が『C?!』って大きな声出して。そしたらA君まで『あ!本当だ!△△君(C君の苗字)?』みたいな事言い出して。声も姿も見たんじゃないんですけど確実にCの気配を感じたんですよ。Cの気っていうんですかね。まじで驚いて」と。
俺は「鳥肌立ってきた^^;凄いじゃん!」と返事を返した。
メッセの子は「それで三人して気付いたらどんどんそのCの気配みたいのが強くなってきてしまいには俺の目の前にいる弟かA君のどっちかがCなんじゃないかって思っちゃいそうになるくらいCの気配が強くなって。弟とかA君も同じ感覚になったって。目の前にいる二人のどっちかがCなんじゃないかって感じるほどって。そしたら徐々にその感覚が薄くなって元の感覚に戻りました。まじでCの強い気を感じたんですよ」と言った。
俺は「着てくれたんだよ。話しかけたりしなかったの?」と言った。
メッセの子は「いや。まじで驚いて話し掛けたりまともにできなかったです。弟が何度かC!?C!?みたいに連呼してたくらいで。あの後俺足が震えてましたよ。もちろんだけど恐怖感で震えてるんじゃなくて驚きで震えてるんですよ」と言った。
俺は「○○(メッセの子の名前)、弟、A君。C君にとって最も執着が強い三人が揃ってたんだ。三人で居たら、またC君が着てくれる可能性が高いと思う」と言った。
俺は、メッセの子の周りの男の子の名前を列挙した。
一瞬、俺の中でE君の名前が浮かぶ。
E君の話題に触れる事が恐ろしくてたまらなかった・・・
E君はC君の実兄なのだ。
携帯のバッテリーが残り少ない。俺はコーヒーのおかわりを手に、家に帰る事にした。
帰宅中も、メッセの子とのメールは続く。
メッセの子は「はい(:_;)言葉で説明するの凄い難しいんですけどそのCの気はすごく深い感じで。Cのその気配の中にCの優しさとか悲しみみたいのも感じたしエロさみたいのまで感じたんですよ。なんか言葉じゃ説明できないです」と言った。
俺は「気配と雰囲気か。C君の感情が流れ込んできたんだね」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)説明が凄い難しいです」と言った。
俺は「うん」と言った。
メッセの子は「流れこんできたって表現近いかもしれません。メールしといて申し訳ないんですけど鍋が始まるんでメール切ります。すみませんm(_ _)m」と言った。
俺は「いえ。あんな別れ方だったから、C君もみんなに伝えたい事がたくさんあるんだと思います」と言った。
メッセの子は「はい・・・」と言った。
俺は家に到着し、日記を書き始める。
途中、トイレに行きたくなる。
日記を書いている途中に、親父がいつも篭っているトイレには触れたくない。
そう思い、俺はマンションの1階にあるトイレに向かう事にした。
用を足し、マンションの外で一服する。
その後、部屋に戻ろうと思い、エレベーターに向かう。
その時、エレベーターに乗り込む俺の親父の後姿が目に入る。
俺は、今来た道を引き返す。
しばらく外で時間を潰す事にした。
どうせ、今家に戻っても、30分くらいは親父がガタガタ五月蝿くしているに決まってるから。そんな中で、日記は書けない。
俺は近所の本屋に入る。
確か、あの子はアクセサリーとかに興味があるんだなと思い、何となくファッション誌をパラ読みしていた。
今時の若者と言うのか、誌面には汚い人間達が自信満々の面で写っていて、また気分が悪くなる。
ファッション誌なのだから、当然と言えば当然なんだろうけど。
気持ち悪い・・・・
自分のサイトが掲載されていないかと、携帯雑誌も手にとってみる。
どうやら、ここらの雑誌には掲載されていないらしい。
続いて、パソコン雑誌を手にとってみる。
ツールの紹介だとか、ウェブ上のサービスの紹介ばかりで、あまり参考になりそうな情報は得られなかった。
40分ほど外で時間を潰した後、俺はまた家に戻った。
そして、日記の続きに取り掛かった。
現在午後21時55分。


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