リュカの日記

2007年02月05日(月)

あれからしばらく、「E君はどんな目に遭わされたんだろう・・」と色んな事を想像し、頭に浮かべて、それに対して下衆い興奮を沸かせてしまった・・
その下衆い興奮に流されるまま、欲求を満たして。
それからしばらくボーっとしてて、いつの間にか眠ってしまった。
今日は午前11時過ぎ頃に目が醒めた。
寝起きから、またE君の事で気持ちが沈んだ。
あんなにまでも特別なのに、この世の誰より酷い目に遭わされてきたE君。
凄く陰惨で生々しい気持ちになってきた。
途中、あの子が現れメッセをくれた。
それからしばらく話してた。
話しているうちに、いつの間にかE君の事が紛れるというか、薄れるような感じになってしまった・・
あの子自身に頼まれたので、あの子と交わした会話とか、それについて自分が何を感じたのかとか、この先もあまり具体的な事は書かない事にする。
現在午後14時08分。

結局、今日は学校に行く事をしなかった。
何か、最近俺は緩んでる。
地獄を見たのは俺じゃない。可愛い可愛いE君なのに・・・
そのE君に生き地獄を見せたのも、汚い汚い女共。
E君に対して何の権利も持たないはずのゴミ共が、さも当然のように無理やりに・・・
なのに、俺は緩んでる・・・

あの子は2月27日から、同居人と一緒に日本一週の旅に出るのだそうだ。
PCが使えなくなるのはもちろんの事、携帯電話も解約するとか。
旅行は1年を予定している、とか。
せっかくまた関われるようになったのに、すぐにまた関われなくなってしまう。1年間も。
でも、今までの事を考えるならそれも些事。
旅行の際に、神戸にも立ち寄りたいみたいな事を言っていた。

気分を変えて考え事をしたかったので、少し外出する事にした。
まず、本屋で今週号のジャンプを買った。
その後、歩道の脇に腰掛けて、少しだけボーっと考えていた。
最近の俺は、明らかに調子に乗って浮かれてる。
俺は調子に乗り出すと、思慮を欠き、分別を欠き、軽薄で不謹慎で浅ましい、愚劣極まりないゴミ人間になってしまう。
そこらのDQNと変わらない。本当の屑になってしまう。
自分が調子に乗った場合、たちまちにしてそんな下らない人間に堕ちてしまうという事を、俺は自分自身で嫌というほど分かってる。
そんな事を考えていた。
喫茶店に入る。そこで夕食を注文する。
夕食が運ばれてくるのを待ちながら、俺はジャンプを読んでいた。
また、不安感が蘇る。
胸が締め付けられるような、張り裂けそうな、やりきれなくてどうしようもない気持ちが蘇る。
この不安感からは一生逃れる事は出来ない、と感じた。
これでいいのだ。
タイプの男の子が陰惨な目に遭わされるという最低最悪な現実がある以上、こうでなくてはならないのだ。
この陰惨でやりきれない気持ちは、いわば俺自身が下衆に堕ちてしまわない為の戒めだ。
俺は、心に余裕があり過ぎては駄目なのだ。
運ばれてきた夕食を食べながらも、さっき購入した今週号のジャンプを読み続けていた。
「ラル・グラド」という漫画で、全裸の女がドサッと路上に放り出されるシーンがあった。
俺の中で、その女がE君の姿に重なって。
実際は、E君は放り出される前に女達の元から逃げ出したのだが。
でも、それをE君に重ねて色々な事を考えた。
ドサッと全裸で放り出されるE君。
その様は、一体何を意味しているのか。
その女達が、E君に対してやってない行為は一つも無いというくらいに様々な事をやり尽くし、更にそれぞれの行為を飽きるくらいにやり尽くし、「もう用済み」とばかりに放り出したという事だ。
そして、「次はまた別の男の子を引っ掛けよう」なんて思案して。
E君は骨の髄までしゃぶり尽くされ。
胃の内容物までもがことごとく味わい尽くされ・・・・
そんな事が連想された。
中学の同級生。
共に学校生活を送った地元の人間。
3年間は何事もなく無事に過ぎ去り。
そして、大人になって再開したのだ。
そんな人間達に、中学時代はやり過ごしていた人間達に、骨の髄までしゃぶり尽くされるだなんて本来考えられない事なのに・・・・・
現在午後23時34分。
本当に信じられない、信じたくない・・・
胸が内側から食い破られるような感覚になる。


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リュカ

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