リュカの日記

2007年02月04日(日)

今日は午前11時過ぎ頃に目が醒めた。
寝起きから、ずっと気持ちが沈んでた。
今日こそは、メッセの子にメールを入れよう、と決めていたのだ。
ずっと、E君について考えていた。
どんなに耐えられなくても、俺がどんなに聞くのを拒絶してても、E君がそいつらにやられたという事実は変わらないのだ・・・
既に、やられた事なのだ。
俺がそれを聞く事によってそういう事実が出来上がる訳じゃなく、E君が既に受けている事なのだ・・・
ずっとそんな事を考えていた。
途中、「やっぱり、あの子がやられてないなんて事は無いんじゃないか。絶対に何かしらの事をやられてる・・。そんな都合の良い話がある訳ないのだ」なんて事も考えていた。
それから、以前に挙げた可能性の他に、「E君も麻薬を打たれてやられまくったんじゃ・・・」なんて可能性も浮かんでしまった。
3時間ほどモヤモヤした後、意を決してメッセの子にメールを送った。
現在午後14時36分。

メッセの子にメールを入れた。
メッセの子はとても意気消沈しているような感じだったので、俺は「もしもそういう目に遭ってなくて、○○(メッセの子の名前)と同じような男の子で、その男の子が○○の相談に乗ってくれるってなったらどうします?ただし、その男の子は○○より年上だけど」と言った。
メッセの子は、男の子に対しては俺と殆ど同じ価値観を持っているのだ。
メッセの子は「嬉しい」と言った。
俺は「じゃあ、今から○○にとっても嬉しい報告をします」と言った。
すると、メッセの子は「嬉しい事なんてもうない」と言った。
俺は「そっか・・・」と返事を返す。
メッセの子は「どんな報告ですか」と言った。
俺は、あの子が帰ってきた事を報告した。
そして、あの子がそういう目に遭わされていない可能性がある事も。
更に、あの子が「同じ東京だから」と、メッセの子の相談にも乗ってあげたいと言っている事を伝えた。
メッセの子は「でも今一生懸命本気で俺の為にやってくれてる人にすごく悪いからm(_ _)m」と言った。
俺は「どういう事?今はどういう状況なの?」と質問した。
メッセの子は「俺の相談に乗ってくれてるCの兄ちゃんに悪いから」と答えた。
その後、「ごめんなさいって伝えてほしいです。やっぱり××さん(あの子の名前)に頼るのはCの兄ちゃんを踏みにじる行為だし」と。
俺は、「今はE君と恋人みたいになってるの?」と質問した。
メッセの子は「わからない・・・」と答える。
その後、「本当の恋人はA君ですから」と。
俺は「そっか」と言った。
メッセの子は「今日の早朝に大阪から帰ってきました」と言った。
かつてC君が居た病室に入院しているD君(C君を慕うC君の後輩)のお見舞いだ。
俺は「E君が車の運転をしたの?」と言った。
メッセの子は「そうです」と言った。
俺は「辛い目に遭わされたのに、何時間も運転とか頑張るんだね・・・」と言った。
メッセの子は「一生懸命です・・・」と言った。
俺は「何してても痛々しいよね・・・」と言った。
メッセの子は「兄ちゃんがD君に謝りまくってた(:_;)」と言った。
俺は「なんで」と言った。
メッセの子は「D君にこんな悲しい思いさせちゃってって。Cの兄ちゃんとして謝ってたみたいです」と言った。
俺は「はい・・・」と言った。
メッセの子は「でも謝ってる兄ちゃん自身だって凄く辛いんだ」と言った。
俺はまた「はい・・・」と言った。
続けて、「D君の様子はどうだったの」と言った。
メッセの子は「なかなか元気出ないです。がんばって元気だそうとしてくれてたけど」と言った。
俺は「弟も行ったの?」と言った。
メッセの子は「行きましたよ」と言った。
俺は「弟は回復したの?」と言った。
メッセの子は「弟も元気出そうと頑張るようになってきましたよ。F君とかB君とか守るべき子がいるし。Cの周りの子達がいつまでも悲しんでるとCは死んでも死にきれない。成仏できなくて苦しむよって話して」と言った。
俺は「動けるようになったんだね」と言った。
メッセの子は「そうですね。やっぱり悲しみから抜け出して元気を出すにはCが悲しんじゃうからって使命感みたいの与えないと無理でしたよ。弟もたしかにそうだよねって納得したし。それでも今は無理してがんばって元気出してるって感じで辛そうだけど。いつまでも悲しい感情をそのまんま精神が受け入れてるなんてつらすぎじゃないですか」と言った。
俺は「そうだね・・・。E君の事、まだ弟には相談できないかな」と言った。
メッセの子は「はい・・・無理です」と言った。
俺は「今はあいつら放置したままなんだよね・・・」と言った。
メッセの子は「放置はしない」と言った。
俺は「はい」と言った。
メッセの子は「兄ちゃんが合意してくれなければ(E君をやった奴らが誰なのか)何もわからないし何もできない」と言った。
俺はまた「はい」と言った。
メッセの子は「悔しい・・・・・・・・・・・・・・・・・・」と言った。
俺は「はい・・・」と言った。
メッセの子は「Cの兄ちゃんはもう二度と同じ事はないから○○君も忘れてくれって言いました」と言った。
俺は「○○は、C君のお兄ちゃんの事をなんて呼んでるの?」と言った。
メッセの子は「下の名前に君で呼んでます」と言った。
俺は「そうなんだ」と言った。
メッセの子は「きついです」と言った。
俺は「はい」と言った。
メッセの子は「用事があるのでまた」と言った。
俺は「はい」と言った。
E君がそいつらに何をされたのか、結局聞かされる事は無かった。
少し、脱力したような感じになった。
ウォークマンを聴きながら、そのままボーっとし続ける。
何だか、全ての事がどうでもよくなったように感じられて。
息が詰まって惰性を感じた。
音楽のせいかもしれない。
現在午後19時00分。

現在午後20時55分。
またメッセの子からメールが着た。
「Cの死は一生忘れないけどいつか一緒になれるしCの為にもいつまでも悲しむわけにはいかないんですね。きっと楽しむ時には一緒に楽しむし。でも兄ちゃんやった奴らは本当まじで今すぐ地獄落ちるべきだ。一生忘れちゃいけないし恨みも一生続く」と。
自分自身も含め、周りの子だって今まで腐るほどショタコン共にやられてきたメッセの子がここまでその女達を憎んでる。
「よくも、タイプの男の子にここまでの事を・・・・、タイプの男の子なのにまじでここまでの事を・・・・・?信じられない・・・・・」
多分、その行為内容を知れば、俺にこう感じさせるくらいの事をE君は女共にやられてきたのだ・・・
よりにもよって、あのE君に限って・・・

俺は「はい……」と言った。
メッセの子は「死んで地獄にいかすより生き地獄に行かせたい」と言った。
俺は「そこまで酷い事を・・・・・・」と言った。
メッセの子は「あまりにも酷い事で。口で言えないほどの事で兄ちゃんからは打った文章で知らされました。俺はそれ読んだあとビリビリに破いてごみ箱に捨てたけどその破れた紙が部屋のすみにあるんだってだけで心臓がバクバク止まらなくてきつい気持ちになりました。だから破れた紙を燃やして消しました」と言った。
俺は「そんな・・・」と言った。
メッセの子は「兄ちゃんが迷いに迷って苦渋して考えた結果俺だけに告白した事です。だから誰にも言わない。頼れる弟にも警察にも例え仕返しに協力してくれそうな強い人達にもリュカさんにも。兄ちゃんがこんなあまりにも重い事実を俺だけに背負わせた理由だってあると思う。こんなに俺達に尽くしてくれてる兄ちゃんだからせめて兄ちゃんの悲しすぎる事実だけは俺が受け入れて知ってあげないと・・・」と言った。
俺は「どのみち、俺にそれを教える事自体がお兄ちゃんを踏みにじる行為になってたんだね」と言った。
メッセの子は「自分だけで背負わなきゃいけないです」と言った。
俺は「○○(メッセの子の名前)や、弟や、C君やA君やB君が受けてきたどの行為よりも、前に教えた獣姦させられた男の子よりもずっとずっと酷い事をされてたんだよね・・・・・・・・・」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
俺は「そこまでの事を、よりにもよってC君のお兄ちゃんが・・・・・・」と言った。
メッセの子は「激しいSMだなんて1000000000000000000倍も柔らかい言い方だし」と言った。
俺は「はい……………;;」と言った。
そこでメールは途切れてしまった・・・
現在午後22時19分。

俺は、メッセの子がE君と関わるようになった事に、強い安心感を覚えてた。
今まで、メッセの子のグループ内ではメッセの子が一番の年長者で、被害に遭わされてきた男の子達に対して、メッセの子がずっと一人で対応し続けているような状態が続いた。
メッセの子は、自分達が受けた行為を誰にも言わない。
親にも警察にもそれ以外の大人にも。
そんな中、いくら見た目が幼いとは言え、22歳のE君がメッセの子と付き合いを持つようになり。メッセの子も、E君にだけは安心して色んな事を相談できて。
メッセの子の周りで初めて、メッセの子の受けた被害を知ってくれる信用出切る大人が現れた。
これからは、何か悪い事が起きてもE君がちゃんと保護してくれる。
そんな風に思ってた。
E君自身は、既に22歳なのだから、変な奴らに目を付けられても自分で回避出切るだろう、とも。
E君はノーマルだったので、今まで普通に女との関係を求めてた。
しかし、それはE君自身が女に汚されているようにしか感じられない。
また、E君がメッセの子と半恋人と言えるほどに親密になっていく事により、E君の恋愛対象がメッセの子に移り、これまでのように、綺麗なE君には不相応なそこらの汚い女達に執着する事を辞めるだろう、と。
これで誰も汚れない、と。
なのに、そのE君までもが今になってこんな目に・・・
しかも、E君はタイプの男の子の中でも、俺にとってよりいっそう特別で。
そのE君が、3日間も監禁されて、誰よりも酷い目に遭わされ続けて・・・・


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