リュカの日記

2007年02月01日(木)

きつい・・・
苦しくてたまらない。
数年前と同じ感覚。
一時的なんだろうけど、E君の事で俺はまともな自分に戻ったのだろうか。
俺はこれらの現実をどういう風に受け止めれば良いのだろう。
公に訴えたとしても、世間的に言えば『当たり前の事が当たり前に起きただけ』みたいな意識を押し付けられるだけだろう。
救いが欲しい・・・・
結局、昨日はメッセの子からのメールは無かった。
「兄ちゃんがやられた事がまじ最悪で・・・・・・」という一文を読み返す度、胸が締め付けられてたまらなくなる。
その度に、声にを出して泣き出したいような気持ちになる。
正月に神社で購入して以来、俺は携帯電話に厄除けのお守りを付け続けていた。
もう、これは外しておく事にする。
効果が無いどころの話じゃない。
厄除けどころか厄寄せだ。
本当に、ろくな事が無い・・・・
現在午前1時13分。

昨日からの徹夜明け。
今日は「哲学概論」の授業で試験がある。
この試験は「メディア機器以外の全ての物が持ち込み可」らしい。
また、「何について出題するか」を授業中にあらかじめ聞かされているので、教科書やノートを見ながらカンニングペーパーのような物を作っていた。
途中、度々E君の事が意識され、またどうしようもない気持ちになる。
勉強中に出てきた「感覚する時」とか「外部から拘束を受ける」とか「物理的な身体の出来事」とか、そういった単語からまた色々と連想されて・・・
現在午前5時37分。

午前7時過ぎ頃に、猛烈な眠気に襲われた。
本を読んでも、殆ど頭に入らなくなってきた。
俺は横になる事にした。
そして、1時間くらい後に目が醒めた。
目が醒めたそばから二度寝して、更にまた1時間くらい眠った。
最終的に、今日は午前9時半過ぎに目が醒めた。
Gパンやらジャンパーやら、昨日学校から帰ったままのかさばる格好で横になっていたせいか、そのまま熟睡して寝過ごすような事態は避けられた。
でも、結局10問中1問分の解答しかまとめる事が出来なかった。
現在午前10時04分。
寝起きから、また胸がすくんでモヤモヤしてきた・・・

今日の授業は2時限目から3時限目まで。
俺は2時限目の途中から出席した。
2時限目の授業は「美学美術史特講」
今日はテストだ。
答案用紙は半分くらい埋める事が出来た。
3時限目の授業は「哲学概論」
こちらの授業も、今日はテストだ。
こちらのテストも、答案用紙は半分くらい埋める事が出来た。
テストを受けている間も、度々E君の事が意識されてて辛かった。
今日の授業が終わったので、俺は学校を後にした。
帰りにスターバックスに寄ってコーヒーを頼む。
2回おかわりをしたので、合計3杯頼んだ事になる。
スターバックスを出た俺は、ビデオ屋に向かう。
今日はビデオが半額の日なので、「プリズン・ブレイク」の続きをレンタルしようと思ったのだ。
しかし、店に入るといやに照明が暗かった。
目の錯覚だろうかと思った。
ふと、ビデオ棚のビデオが無くなり、棚の横に無数のダンボール箱が積み上げられている事に気づく。
そして、いつも俺に嫌な態度を取ってくるデブメガネの店員が、「店もう閉店なんで」と無愛想に言ってきた。
俺が「店をたたむって事ですか?」と質問すると、その店員は「そうです」と言った。
俺は「そうですか」と言って店を出る。
店を出たところで、入口のガラス戸に「まことに勝手ながら1月31日を持ちまして閉店させて頂きます」みたいな事が書かれた貼り紙が貼ってある事に気づく。
俺は店を後にして、家に向かう。
そこで、俺の正面からビデオ屋の店長が歩いてくるのが目に入る。
俺が店長の方を見ていたら、店長は俺に会釈をしてきた。
向こうも俺の顔を覚えているのだ。
そこで俺は「店辞めるんですね」と声をかけた。
店長は「そうなんです、ありがとうございました」と言ってきた。
俺は「もう10年くらいやってますよね」と言った。
店長は「そうですね。ありがとうございます」と言った。
俺は「中学の頃から通ってましたよ」と言った。
店長は「ありがとうございました」と言った。
何度も何度も、俺に笑顔で頭を下げてくれた。
そこで店長と別れ、俺はまた自宅に向かって歩き出す。
昨日で閉店だったのか。
俺が中学3年の頃に開店したのだ。
ちょうど、俺の家から中学までの通学路に位置してて。
本当に、俺にとっては行きつけのビデオ屋なのだ。
少し寂しい感じがするな・・・
現在午後18時33分。
眠気で頭が朦朧としているので、今日はそろそろ横になる事にする。

眠ろうとしていたところに母親が帰ってきた。
近所のビデオ屋が閉店してしまった事を伝えると、母親もとても残念がっていた。
その後、母親がカレーうどんを作ったので、それを食べた。
家でご飯を食べるのは、一体何日ぶりだろう。
最近ずっと、昼食の弁当と間食だけで栄養補給を済ませてたからな。
今日もメッセの子からの連絡は無かった。
こちらから連絡を入れる気にはどうしてもならない。
メルマガなりで携帯が着信する度、俺はビクッとなってしまう。
E君が何らかの性的行為を受けた事や、メッセの子がそれを既に知っているという事が、とてつもなく怖いのだ。
現在午後20時08分。
今度こそ、本当に横になる事にする。

横になる前、何となく自分の板を見てみるとあの子からレスがついてた。
あの子というのは、数年前に俺に告白してくれた男の子。
後になって「そういう目に遭わされていた」という事を聞かされ、ショックで俺はその子を拒絶した。
俺は未だに、「そういう目に遭わされていた」という事に対する未練を引いてた。
その"あの子"が、かれこれ2.3年ぶりくらいに俺の前に現れた。
「大事な話がある」と言われた。
何だろう。
色んな意味で、凄く緊張してしまう・・・

まさかあの子がE君だったり、なんて事も考えてしまう。
それで、E君であるあの子が、この日記を見ていて自分自身について書かれてると気づく感じで。
もちろん、俺はE君と関わった事は一度も無い。
メッセの子から話を聞いているだけの存在だ。
そういえば、あの子の身長とE君の身長はピッタリ同じだ。
現在午前20時26分。

もしもそうではなかったとしても、
恐ろしい事が重ならないと良いのだが・・・

仮にあの子がE君ではなかったとしても。
以前、俺があの子にメッセの子を紹介し、あの子とメッセの子がメッセで会話をしていた事があり、メッセの子とあの子の間にはとりあえずの接点がある。
二人とも東京人だし。
ただ俺が知らないだけで、実はあの子とメッセの子が友達づきあいをしていたとする。
もしかしたら、メッセの子と連絡を絶っていたこの2日間の間に、メッセの子の身に何か悪い事が起きてしまい、あの子は俺にそれを伝えようとしているのだろうか・・・、みたいな可能性も浮かんでしまう。
まさか・・・・

現在午後21時15分。
とりあえず、横になる事にする。

「そういう目に遭わされたというのは実は嘘だった」とか、そういう話を期待したいけど・・
その子を含めた男の子の不幸に関する知らせじゃなくても、「誰々と付き合う事になりました」とか「結婚する事になりました」とかだったらどうしよう・・・
「だから未練を断ってください」とか。
そういう目に遭わされたその子の事を、俺は喜びの対象として受け入れる事が出来ない。
その子の事を受け入れるかどうかを問われ、俺が受け入れられないければその誰かとの結婚を踏み切る、とか・・・
受け入れられない限りは、俺にそれを引き止める資格は無い、とか。
何か、不安ばかりが募ってく。

あの子の出現に気持ちが高ぶり、中々眠りに就く事が出来ない。
現在午後22時34分。
そうだ、E君が監禁されて信じられないような目に遭わされた、という事も忘れちゃいけない・・・
またどうしようもない気持ちが蘇る・・・・・・


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